介護の仕事

介護あるある その9

今日は私が介護の仕事をしてきた上で、過去に経験したことを書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。

介護あるある

  • 夫婦で施設に入っている人も多い

私が知る限り、介護施設に入っておられる方は男性よりも女性の方が多いです。女性の方が平均寿命が長いのが関係しているかもしれません。

しかしもちろん、男性の方も当然いらっしゃいます。

そして夫婦で入居しておられる方々もおられます。

考えてみればそこまで不思議な話ではなくて、例えば旦那さんの方が先に施設に入所している状態で、奥さんの方も施設に入る必要が出てきた場合、
「じゃあ、お父さんの入っている施設に一緒に入って貰うか」という流れになるわけです。

色々施設の詳細が分かっていますからね。もちろん施設に空きがある状態でないとすぐには入れませんが。

これから更なる高齢化社会になっていくのでご夫婦で入所されているケースも増えていくでしょうね。

ただ、私が勤めていた施設では、ご夫婦で入所したとしても同じフロアに入所するパターンはほぼありませんでした。

例えば旦那さんは1階なら奥さんは2階など階数をずらしてあまりこまめに顔を合わせられないようにするのです。

何故そのようにするのかというと、常に顔を合わせているとどちらかがどちらかに精神的に依存してしまう傾向があるからです。

私の経験上、旦那さんの方が奥さんに依存してしまうケースの方が多かったですね。

そうなると、相手の方にばかり関心がいってしまい我々介護士側の話を聞いてくれなくなったりします。

後、これも奥さんの側に多いのですが、「あまり配偶者さん(奥さんの場合は旦那さん)と一緒にいたくない」と拒否反応を示されるケースもあります。

私の推測なのですが、長年夫婦として旦那さんのためにあれこれしてきて年を取ってからも世話をしたくない、ということでしょうか?

あくまで私の個人的な推測なんですけどね。

ただ、同じフロアに住んでいない場合でも、こまめに職員の誘導によってどちらか片方のフロアに集まったりして一緒の時間を過ごせるよう取り計らったりします。

常に一緒だと機嫌が悪くなるような場合でも、1日数十分であれば仲良くお話しできる、そんなご夫婦は多かったです。

  • 夜勤明けにどこかに出かけたくなる。

以前のブログでも書きましたが、私のいた職場では午後5時から午前9時までが夜勤の勤務時間でした。

夜勤は日によってまちまちですが、基本的にかなり大変でした。

朝になったときはもうヘトヘトで、やっと帰れる…、といつも思っていました。そう思っていたのですが、

夜勤明けは開放感があり、どこかに出かけたくなってしまうのです。

私の場合は、近くのショッピングモールに買い物に行ったり、パチンコに行ったりしていましたw

職場の人は夜勤明けに映画を見に行くという人もいましたね。
私だったらまず寝てしまいますねw

私と同じような人は職場にも何人かいたと思います。

ただ、これははっきり言って健康に悪いですw

夜勤明けは素直に家に帰って寝た方が健康にいいですw

  • 夜勤明けの翌日は休みとは限らない

私のいた職場では夜勤明けの次の日は必ずお休みになっていました。

しかし、必ずしも全ての介護施設がそうであるとは限らないようです。

福祉の専門学校時代の同級生とお互い就職した後に出会ったとき、
「夜勤明けで普通に次の日勤務がある」と聞いて驚いた記憶があります。

確かに夜勤明けでそのまま家に帰って眠り、夕方ぐらいに起きて食事をし、夜にまた眠れば次の日、普通に出勤は出来るかもしれません。

でもそれは正直、かなり身体に負担がかかると思います。
私はやりたくないですね。ただでさえ夜勤は辛いので攻めて次の日は休みにして欲しいです。連勤になると身体の生活リズムも徐々に狂ってしまうと思います。