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オススメ漫画 「嘘喰い」

今日もオススメ漫画の紹介記事を書いていきたいと思います!
今日書かせて頂くのは迫稔雄(さこ としお)先生の漫画、嘘喰いです!

実写映画化が決まり再び注目を浴びている本作、ギャンブル漫画の金字塔とも言っても過言ではない傑作漫画だと思っています!

ネタバレ有りです。よろしくお願いします!

「嘘喰い」第一話あらすじ

とあるパチスロ店。1人の男が「北斗の拳」のパチスロに熱くなっていました。

後ろからきた青年に席を譲ろうとしますが青年から「打っていた台が既にボーナスを獲得していたこと」を教えてもらい、大勝ちします。

そしてお礼に食事でも奢ろうと2人で歩いていたところ、と言う名前のその青年の方が闇金の人間に借金の返済を求められました。青年は大きな借金があったのです。

男の方は同じ闇金の業者のふりをしてその闇金の連中を追い払います。

青年を助けた男の名前は斑目貘(まだらめ ばく)。
パチスロのお礼に青年の借金の返済を手伝うと言い出します。

そして2人は闇カジノへ行きます。闇カジノは勿論違法です。しかしテラ銭が低い、逆に言えばその分勝ちやすいのです。

そこで斑目貘は酔っ払った状態でルーレットの場に行きます。

ルーレットは様々な賭け方がありますが、賭けられる数字は通常、0、00、1~36の合計38カ所です。ちなみに倍率は35倍(少なくてもこの漫画のルーレットでは)です。

(ルーレットは賭ける人間にとっては通常、技術が入りこむ要素がほぼないので必勝法はないと言われていますね)

斑目貘は00以外の37カ所に1000円チップを1枚ずつ置いておきます。

ちなみにこの置き方だと当たったとしても1000円分損をします。

そして黒の10番に球が入り、次は00と黒の10番以外の36カ所に1000円チップを置いていきます。

つまり一度入ったところにはそうそうまた入らない、そういう考えの賭け方ですね。

次に入ったのは黒の26番。次は00と黒の10番、黒の26番を外した35カ所に賭けていきます。

ここからは当たれば利益が出る状態です。

そこから斑目貘は掛け金を1000円から10000円に上げていきます。

そして当たったのは赤の30。見事に勝ちを出していきます。

しかしここでルーレットのディーラーが動きます。ディーラーはワザと斑目が賭け始めてから一度落ちた
黒の10番に落とします。斑目は34万円の大損です。

しかし斑目は止めることなくもう一度有り金を1000円のチップに替え、
「3回同じところに落ちることはない」と言いだし、黒の10番を外して賭け始めます。

ここで斑目はディーラーに
「あんたも(黒の)10番にそうそう落ちないと思うよね?」といったことを話しかけます。

ディ-ラーも笑顔で
「そうですとも そんな連続で同じ数は来ません」

そして斑目は突然カリカリ梅を取り出し食べ始めます。

それが合図でした。

斑目が賭けなかった黒の10番に梶が大金を賭けるのです。

斑目貘はわざとディーラーが黒の10番に球を落とすよう誘導して罠を張っていたのです。

梶に貘さんと呼ばれたのを聞いたディーラー。あることを思い出します。

聞いたことがあるぞ 噂…いや…

一年くらい前に流れた都市伝説だ

伝説のクラブ「賭郎」そこで行われるイカれた闇ギャンブル…

負ける度 撃鉄の鳴るロシアンルーレットを生き抜いた男がいた

そいつの名が確か…斑目貘 

通称…嘘喰い

そして斑目はディーラーに言い放ちます。

「おっさんさ あんた 嘘つきだね」

ここまでが第一話の大体のあらすじです。

嘘喰いの魅力

この嘘喰いの魅力を語るのはかなり難しいんですが、大きく2つに分けられると思います。

  • ギャンブルパートの面白さ
  • 格闘パートの面白さ

です!!!

ギャンブル漫画なので当然ギャンブルをしているシーンは多くあります。そのどれもが独創性のある
胸が躍るようなギャンブルばかりです。

そしてこの漫画が他のギャンブル漫画と大きく違うところが

「登場キャラの肉弾戦のシーンがある」ということですね!この格闘パートはファンの間では

暴パートと呼ばれています。

この2つが実にバランス良く噛み合って作品を盛り上げてくれます。

第一話でも少しだけ名前が出てきたクラブ「賭郎」。

この賭郎にはクラブ会員のギャンブル勝負に立ち会ってくれる立会人と呼ばれる人達がいるのですが
そのメンバーがみんな個性的でメチャクチャ格好良いのです。

立会人達はみんなスーツを着ているのですが、いざ闘う時もスーツを着たまま闘います。

私はそのシーンを初めて読んだ時、「スーツ姿で闘うのはなんて格好良いんだ!」と感動した覚えがあります。

ちなみに作者の迫先生も立派に鍛え抜かれた筋肉質な肉体をしておられる方で、現在連載中の「バトゥーキ」に出てくるカポエイラの経験者でもあります。

私が嘘喰い全49巻の中でも好きなのは終盤のプロトポリス編ですね。

簡単に説明するとオンラインゲームを現実世界で再現しようとしたらこうなる、というものの一つの完成形だと思っています。

しかもこの嘘喰いのスゴいところは話が進むにつれて画力が半端でなく上がっていくところです。
第一話も別に下手でも何でもないのですが後半の描写は圧倒的臨場感があります。

作中屈指の名勝負である「エア・ポーカー戦」ではギャンブル内容の面白さもさることながら
圧倒的画力で描かれた最高のギャンブル勝負を観ることが出来ます。

実写映画化、そして特別編の連載!

この嘘喰いなんですが、最初の方でも書いた通り、来年の2022年2月に実写映画化が決まっています。

そしてなんと来月の10月から週刊ヤングジャンプの方で嘘喰いの特別編が連載開始予定だそうです。

非常に楽しみにしております。

ただ、人気漫画の実写映画化が正直当たり外れがありますからね。ちょっとそこは心配です💦

斑目貘役の横浜流星さんと中田秀夫監督を信じるしかないですね。

ちなみに私は中田監督の前作映画の「事故物件 恐い間取り」を観に行きましたがなかなか恐く面白い映画でした。

嘘喰い、実写映画と特別編の連載の前に未読の方は一度読んでみて頂きたいです!

そしてヤンジャン!(週刊ヤングジャンプのマンガアプリ)でも単行本10巻分(109話まで)無料で読めて
1度使うと23時間で回復してまた使えるチケットを使えば、単行本17巻の途中の182話まで無料で読めます!

嘘喰いは結構こういう無料キャンペーンをやってくれるんですよね。

無料で読める分だけでも読んでみてほしいです!よろしくお願いします!