忍者と極道 感想

現在「忍者と極道」の更新がお休みなのでその間に単行本5巻分のストーリーを振り返っていく(第二章 17話)

今日も忍者と極道のストーリーを振り返るブログを書いていきたいと思います。

今回の17話が第二章ラストの回となります。

最新話までのネタバレが含まれます。よろしくお願いします!

第17話 高速哀歌

タイトルはハイウェイブルースと書きます。

最初のページには帝都高速道路の説明。

通称“帝都高”(テトコー)…

東京都区部周辺に蜘蛛の巣の如く巡る都市高速道路である

長さは実に337.8㎞

都民の輸送・交通の中枢を担う…正に東京の大動脈!!!

そして此処はまたーーー…

かつてある男共が駆け抜けし“聖地”でもある…!!!

17話より引用

これは当然モデルは首都高速道路、首都高ですね。長さもほぼ一緒です。

帝都高を走るオープンカー。先ほど声をかけた極道さんが運転し、かけられた忍者くんが助手席に座っています。

全然喋らない極道さんに何かあったんスか?と尋ねる忍者くん。

極道さんは「フラッシュ☆プリンセス」の敵幹部“オトコング”とオトコングと闘った“妖精モエルン”の話をします。

その話はまるで陽日と夢澤の闘いそのものの内容でした。

夢澤の名前は出さず、大切な人が亡くなり体調が優れなくなり参っていると話し、ドライブが台無しだと謝る極道さん。

それを聞いて「突っ走るっきゃねえっしょが…!!!」と極道さんの胸をドンッと叩く忍者くん。
(運転中に危ないよ)

お互いの大切な人が殺し合った事実も知らずに

「オレなら…そうする…!!!」

「仲間の“想い”は…遺したもんは無駄にしねー!! 全部背負って突っ走る!!! 俺は“絶対”(ゼッテー)迷わねー!!!」

そう励ます忍者くんの言葉に極道さんも元気が戻ったようです。

そして2人は別れ、極道さんは殺島と待ち合わせの場所へ。

殺島は若い女性3人に逆ナンされていました。初対面の女の子に対してキスをするモテっぷり。

そして殺島の運転する車で移動を開始します。極道さん、さっきの出来事に

「いや~すごいね君 初対面の子に秒でキス…!!」

「あーゆーのって半日くらい遊んだ後にするモンじゃない?」

は、半日だと…。極道さんの恋愛観も大分変わってる気がする。

でも確かガムテも中学生の時に逆ナンされた女性と出来た子供だったっけ。

モテるんだろうなー極道さんも。

そして殺島は“愛撫”スキンシップだと話しています。舌も入れてないからと。マジかよ。

ドライブはどうだったか?と尋ねる殺島にドライブ自体は普通だったと答える極道さん。

極道さんにドライブを勧めたのは彼のようです。ドライブ自体はと答えるということはやはり忍者くんの言葉には元気づけられたようですね。

そう話していると殺島の運転する車は後ろから大きなベンツ「Gクラス」に煽られます。

こういう時、あの頃の君ならばどうしてた?と尋ねる極道さん。

90年代 10万の兵束ねし帝都高の“生きる伝説”(リアルレジェンド)

日本の全暴走族から崇められし 不良界の“神性”!!!(ふりょうかいのカリスマ)

元“暴走師団 聖華天”(ぼうそうしだん せいかてん)

初代総長ーーー 現“破壊の八極道”

“暴走族神”(ゾクガミ) 殺島飛露鬼(ヤジマヒロキ)!!!

そして殺島は弾丸を2発放ちますが、真っ直ぐGクラス撃つのでは無く、一度道路で跳弾させ、ガソリンタンクで弾丸同士をぶつけて火花を起こしGクラスを爆発させます。

極道技巧“狂弾舞踏会”(ピストルディスコ)

彼曰く、跳弾芸の初歩らしいです。跳弾芸って言葉初めて聞いたよ。

そして殺島は極道さんに

極道車3万台を強請(オネダリ)するのでした。

ここで第二章は終わり、18話から

第三章 情愛大暴葬が始まるのでした。

17話を読み返して

読んでいて思ったんですけど、殺島のこのピストルディスコって極道になってから身につけた極道技巧なんでしょうか?

なんとなく聖華天時代から銃は撃っていたような気がしますけどね。だとしたらどうやって手に入れていたんだろう。

今回出てきた暴走族神というワードはTwitterのトレンドにも出てきた忍極構成員の中では非常にメジャーなワードですw

ちなみに聖華天という名前は殺島の母親が生花店をやっていたから、そこからきている説が有力です。