忍者と極道 感想

現在「忍者と極道」の更新がお休みなのでその間に単行本5巻分のストーリーを振り返っていく(第二章 16話)

今日も忍者と極道の感想を書いていきたいと思います。

最新話までのネタバレを含まれます。

よろしくお願いします!

第16話 死嵐注意報

新宿歌舞伎町崩落跡地。

警察が現場を確認していました。

壱円警視(マルさん)と傍田(おかだ)くんの会話を聞くと

  • 金曜夜(ハナキン)の歌舞伎町一丁目ほぼ全域が崩落
  • 犠牲者は一万人
  • 人命救助中の消防隊員が50名ほど殺害された

最後の消防隊員の人が殺された件はガムテの仕業ですね。

50名も殺されたのか、大量殺人事件ですよ。

マルさんは歌舞伎町へ向かう道の監視カメラが壊されていたことから、忍者が作った“忍道”であると推測し忍者が関わっていると自分の考えを言います。

忍者が破壊(テロ)活動を起こしたのか?そう言う傍田くんにマルさんは自分が調べた限り、

忍者は悪と闘う仕置人(ダークヒーロー)であり、その前提が覆るとは考えにくい
忍者は恐らく“悪”と闘っている

そういった自分の考えを伝え、別件があると言いその場を去るのでした。

ここでマルさんの正体が神賽惨蔵であることが判明するのです。

惨蔵普段から勤務しているんでしょうか?

ここで場面が変わり

ー本郷 聖帝大学医学部附属病院ー

一人の医者の男がメスも持たず、癌の手術の執刀をしています。

神の“無刀”が患者(クランケ)を裂くッッ!!!

周りの助手を務めるような医者もまるでライブ会場にいるかのように歓声を上げています。

仕事しなくていいの?

「院長…盟約通り1週間で100件の手術(オペ)達成よ」
「左虎は暫し “有給休暇”を頂戴しよう」

そう言う彼は帝都八忍の一人、“凍剣執刀”(とうけんしっこう)覇世川 左虎!

そして再び場面が変わり、

ー六本木 ホストクラブ男天(ダンテ)ー

“ヘンリー四世”という4億超えの伝説的名酒(レジェンドコニャック)が出ていました。

ちなみにこのヘンリー四世というお酒は実在します。

楽天の商品説明には「24金と6500個のダイヤモンドが散りばめられている貫禄のあるボトルが印象的なコニャックの王者」と書いてありました。

中身のお酒も高級品ですがボトルも高級品という訳ですね。

楽天でも買えたんですね、ここまで高級な物が。私が見たときは売り切れでしたが。

ヘンリー四世を見てショックを受けるのは元新宿ナンバーワンのホスト ポーランドさん。
(モデルはローランドさんでしょうね)

女性は骨のある、命を賭して10トントラックから自分を守ってくれた骨太な巨漢の男にメロメロのようです。

その男は帝都八忍の一人“不死身の電撃漢”(ふじみのエレキマン)邪樹右龍!

「店長(オーナー)~~ッッ!! 約束通り一週間で売り上げ“10億円”だ!!!」
「オレは休職(フケ)るぜ!!大事な仲間が待っている!!!」

ここの骨があるとか骨太というワードも右龍の特異体質に関係している伏線な訳です。

ポーランドさんを上回った右龍ですが、ポーランドさん新宿にいたままだったら爆発に巻き込まれていた可能性もあるし六本木に来てよかったね。

そしてその頃 ー巣鴨地中 烏合の巣ー

色姐が壊左の遺したカメラの解析、そして陽日の遺した麻薬(ヤク)の解析に追われていました。

この場面では、色姐の年齢が28歳であること、エンターキーをちょっと強めに押すタイプであること、そして忍者くんの写真を持っていることが判明します。

場面は最後に新川 中央大橋。

忍者くんがにっくき極道のことを考えていました。

「次は何時(いつ)来やがる…極道!! 次は何処(どこ)から来やがる…極道!!」

そこへ現れたのは極道さん。

オープンカーに乗りながら忍者くんをドライブに誘います。

広い街中でよく会うね、貴方たち。何か裏があるのか?

ここまでが第16話のストーリーになります。

第16話を読み返して

マルさんが一人になり、神賽惨蔵の姿になるシーンですが「どすこい喫茶 ジュテーム」というお店の看板が出てくるのですが、これは元ネタは「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」ですね。

忍者と極道には他の漫画のパロディもよくありますので、そういうのを探してみるのも楽しいのです。

今週は“呪血の忍者兄弟”が初登場した回だった訳ですが表の仕事は左虎が医者、右龍がホストでした。

2人とも桁違いに仕事が出来るようですね。

特に左虎の方はメスを使わずに手術しているようですが、それを認めてる病院側もスゴいですよねw

次回は第二章の最終回となります。