忍者と極道 感想

「忍者と極道」のストーリーを振り返る(第三章 第28話)

今回も忍者と極道のストーリーを振り返っていきたいと思います。

今回から単行本4巻に収録されている話になります。

最新話までのネタバレが含まれます。よろしくお願いします!

第28話 アウトサイダー

今回のタイトル「アウトサイダー」ですが、同名の曲が何曲かあるようでどのアーティストの曲が由来なのかちょっと分かりませんでした。

候補としてはまずEve(いぶ)というお名前のシンガーソングライターさんの曲名。

2009年からインターネットを通じて活動しておられる方で2018年にアウトサイダーという曲のミュージックビデオを出しておられます。

次はAwesome City Club(オーサムシティークラブ)と呼ばれる男性2人女性1人からなる日本の3人組バンド。

2015円に同名のシングル曲を発表しています。

他のアーティストの曲もあるのですが個人的にはこのうちのどちらか、多分Awesome City Clubの方ではないかと思っています。

(後から分かったんですがROSSOというロックバンドもアウトサイダーという曲を発表しており、こちらの可能性の方がより高いです。訂正致します。)

今回の28話、Ωの回想シーンから入ります。

「聖華天が解散した後 仲間はみんな…真っ当な“大人”の道を歩んでいった」
「暴走族神(ゾクガミ)も……αさんもΣさんも…“極道ドラフト”で声がかかった組へと就職してーーー」

Ωの中で極道になることは真っ当な道なんでしょうか?
そして極道ドラフトというパワーワードよ。

しかしそんな中、Ωは極道のスカウトも断り、自分のこれからを模索していました。

聖華天みたいな“高揚”(ワクワク)はないのか…そう思っていた時、

テレビに偶然映ったメジャーリーガー、王・キングの本塁打シーンを観たのです。

「その“王の一振り”は野球無知のオレにもあまりに美麗(マブ)くて…!!!」
「次の日 オレは“米国”(ステイツ)に飛んだ!!!」

この行動力は見習いたいです。

Ωは王・キングと競うのが夢だったのですが、Ωがメジャーリーガーになったとき、王・キングはもう引退しておりその夢は叶わなかったのです。

Ωにとってそんな憧れの選手、王・キングが目の前に現れたのです。

感動に身体を震わせるΩ。

「聖華天特攻隊長 逢魔賀広偉…!!! 暴走族(ゾク)の打棒(バット)で夢にきらめく!!」
「帝都八忍 神賽惨蔵!!!今宵は“王の野球”で明日にときめこう!!」

この夢にときめく 明日にきらめくのくだりは野球漫画ROOKIESの名言ですね。

そしてそんな向かい合う2人の大打者の様子を観ていた愛多総理とSPの人達は奇想天外な“幻覚”と“幻聴”を体験します。まるでそこがメジャーリーグの球場であるかのようなーーー。

夢の対決(ドリームマッチ) 王・キング 対 逢魔賀広偉

このシーン、キャッチャーが刺青をしていたり、サインみたいに中指を下向きに立てたりしてるんですよねw

『打者(バッター)同士“球”(タマ)は不要(ノーサンクス)
 己の打棒(バット)で“命”(タマ)を打て!!』

『決めようか…!! 何方(どちら)が生存(う)つか 死滅(くたば)るか!!?』

そして2人は…

金属バットで豪快に打ちつけ合うのでした!!!

その衝撃は凄まじく突風が起きて愛多総理達を吹き飛ばす程です。

Ωは王・キングとの対決に感動しつつ、バットを振り続けます。

憧れの聖地・帝都高で憧れの大リーガー 王・キングと打ち合う。

「信じらんねー…!!オレにこんな… こんなことがあっていいのか!?」

「クソ退屈だったオレの人生にこんな…こんな“感激的”(ドラマチック)な…!!!」

「おお…“暴走族神”(カミ)よ!! 心底(マジ)…心底有難(マジアザ)っス!!!」

「小学生(ショーボー)のあの日…貴方に付いて行ってよかった…!! 本当によかった…!!!」

「貴方はいつもオレに救済(すくい)をくれた あの日もーーー……いじめられっ子(シャバゾウ)のオレに
 気合と根性授けてくれた」

「そして今…!!貴方について行ったおかげで オレは…オレは夢がふたつもーーー……!!!」

そして2人の勝負は王・キング(惨蔵)がΩのバットを弾き飛ばすことで決着します。

「…どうよ 野球はーーー…再興じゃろう?」ニッと笑いながら問いかける王・キング。

涙を流し、そして笑いながら

「……ッ うん!!!」

と答えるΩ。見事Ωの野球愛を取り戻すことが出来ました。そして次のページで

王・キングは綺麗なフォームでフルスイングし、Ωの身体を爆砕しΩの生首を宇宙までかっ飛ばします。

「嗚呼ーーー…… 最高だ……!!!」
「最高の 人生だった……!!!」

良い笑顔で宇宙空間を漂うΩの生首。

空を見上げながら変身前のナイスミドルな姿に戻る神賽惨蔵。

「大気圏外本塁打(じようがいホームラン) ブッ殺した…!!!」

落ち着いた様子で

「…さあてそろそろこの帝都高の闘いも 佳境か喃…!!」

と残りの八忍に思いを馳せる惨蔵。

お互いの敵に備える色姐、忍者くん。ガムテ、殺島。

ここまでが28話のストーリーとなります。

28話を振り返って

この28話は忍極構成員の中でも語り継がれる伝説の一戦ですね。

普通に考えて野球選手の対決っていったら投手(ピッチャー)対打者(バッター)じゃないですか?

それが何の疑問もなく金属バットでドッカンドッカン打ち合う訳ですからね。

野球愛を取り戻すΩ、そして生首を本塁打する惨蔵。

最初は結局殺すのか、と思ったんですけど惨蔵は最初から
「お主の野球愛取り戻してブッ殺そう」と言っていたので殺すことは決まってるんですよね。

確かに忍者として何十人も殺したであろうΩを生かしておく訳にもいかないでしょう。

最新話まで読んでいて思ったのは

「極道はブッ殺すがその心に寄り添わない訳ではない」というのが忍者だなと思います。
司令と攻手のこともそうですし。

この28話は最初のページで極道ドラフトというパワーワードが出てきてるのに中盤以降の展開が濃すぎてそれを忘れてしまうんですよねw