忍者と極道 感想

忍者と極道41話「虹色の戦争」感想

今日から私が愛してやまないコミックDAYSで読める近藤信輔先生の漫画
「忍者と極道」の感想を毎週書いていこうと思います。

予定ですが普段ジャンプの感想を火曜にあげているので、忍者と極道の感想は水曜にあげていこうと予定しています。

あとコミックDAYSで連載している漫画は、大体が最新話の一つ手前まで無料で読めて、最新話は有料というケースが多いです。
(無料で読める話もチケットというアイテムが必要な場合あり。)

私は課金して最新話まで読んでいますが、とりあえず無料で読める分までの感想を書いていくことにしました。
その話までのネタバレも含みますし、読んでいること前提での感想を書いていきますので是非漫画を読んでから記事を見て頂きたいと思います。

このブログを書いている時点で最新話は42話のガラスのブルースなので、その一つ手前の虹色の戦争の感想から書いていきます。

説明が長くなりましたが、よろしくお願いします!

41話 虹色の戦争

開幕いきなり飛ぶ極道の首!
生首はこの漫画の代名詞といっても過言ではありません。

割れた子供達(グラスチルドレン)が襲撃(カチコミ)をかましているのは
6話で極道(きわみ)さんを鉄砲玉で襲った伊武任組(いぶにんぐみ)の事務所です。

この伊武任組って名前は雑誌のイブニングからきてるんでしょうね。

襲撃しているメンバーは元々名前(呼び名)が分かっていた黄金球(バロンドール)、そして今回新たに名前が判明した天使(アンジェ)、毒(ブス)、百合っぽい2人組、どう見ても小学生くらいであろう5人組、そして他のメンバーが数人です。

そして外からAPFSDS(日本語では装弾筒付翼安定徹甲弾というらしいです)で攻撃する攻手(アタッカー)、そして何故か建物の中の人間の位置が全て視えるらしく攻手に指示をする司令(オーダー)、時間を計りながら野次馬と近所の警察を惨殺した舞踏鳥(プリマ)のメンバーで伊武任組組長
伊武任楠樹(いぶにんぐすき)を殺しました。

いぶにんぐすき、というネーミングセンスよ。

そして舞踏鳥の口から次は総理官邸を襲撃する予定であることが語られます。

場面変わって総理官邸、プリンセスシリーズを見ながら執務に励む愛多間七総理。

そして”学生読書感想文コンクール”の審査の仕事に取りかかろうとする愛多総理。その中に忍者くんの書いたものが入っていることに気づきます。

図書名は「小説版 フラッシュ☆プリンセス!」
題は「敵意を乗り越える絆とは」

とここまでが41話です。

41話 感想

今回で割れた子供達の主要メンバーの呼び名や戦い方が大分明らかになりました。

天使(アンジェ)の武器はマシンガン、毒(ブス)は酸性の液体を打ち出すような武器でした。

ていうかまさかの天使、男の娘でした。

毒は顔が半分ただれたようになっています。普通に考えて昔顔に何らかの液体を浴びてそうなってしまい、今ではそれを自らの武器として使っているということだと思います。

彼らは人を殺すことでMP(マサクウルポイント)という物を稼ぎ、それを換金しておこづかいとしているようです。

今回の話で割れた子供達の中には明らかに小学生くらいの年代のメンバーがいることが分かったのですが、忍者達はこの子達も殺すのでしょうか?

恵介と忍者とのやり取りを見る限り、殺人未経験(ドーテー)なら見逃してもらえるということも考えられますが、多分この子達はそれは無理でしょう。

何せ殺人と書いてガチャと読むようなメンバーですからね

あと途中まで読んでて「極道さん達を殺そうとした訳だから報復されても仕方ないよな」と思っていたのですが、舞踏鳥が無関係の野次馬と警察を殺していたのを見て、無関係の人間を巻き込まない、という信念はなく
ターゲットを殺すことを第一に考えている殺し屋集団という感じがしましたね。

ちなみにこの41話は近藤先生のTwitterによると、

最初は全然違う話で、グラスチルドレンのアジトで淡々とメンバーを紹介していく話だったそうですが、殺し屋集団のキャラ紹介にしては刺激が足りないと思い、担当さんに相談した結果大幅に描き直されたそうです。

Twitterに載っている写真を見る限り、原稿大分出来上がっているようにも見えますね。ここから描き直しをされるとは…。

先生の漫画家としてのプロ意識の高さがうかがえます。

描き直ししたボツ分の原稿のスタッフさんへの給料はもちろん支払われたそうですし、描き直しにスケジュールを合わせてくれたスタッフさんへのお給料は増額されたそうです。

近藤先生、気前がいいです!面白い漫画を描くために奮闘していらっしゃるのですね。