忍者と極道 感想

忍者と極道 第68話 「世界平和」 感想

今日も忍者と極道の最新話の感想を書いていきたいと思います。

本日9月20日、本来なら最新話更新の予定ですが、1週お休みです。

そのかわり、コミックDAYSでこの68話以外の全話無料の大判振る舞いとなっていますので是非読んで頂きたいです!

第68話 世界平和

今回のタイトルは恐らくSEKAI NO OWARIの同名の曲から来ていると思われます。

時間になっても爆発しない総理官邸に驚く左虎、右龍、惨蔵の3人。

左虎と右龍に関しては何人も抱きしめています。恐らく爆発に備えてでしょう。

忍者くんも驚きつつ、極道さんを賞賛します。
ガムテから受けたダメージはまだ癒えてはいない様子です。

その頃、ガムテは倒れた愛多総理と共に旧総理官邸1階 正面玄関にいました。

「バカな…ッッ 爆発ちない!! そんなそんな…嘘だ…嘘だッ!!」

「敗北(まけ)たのか 舞踏鳥(プリマ)……!!」

動揺するガムテ、しかし一転暗い表情になり、

「…やっぱりな」 

「オレ達はいつもそうだ いつもーーーオレ達は肝心なところで“運命”に嫌われる…!!」

「わかってた …この“戦争(たたかい)は そんなオレ達の 最後で最期の“悪足掻き”ーーー……」

そう言いつつガムテはスマホを手に取り“割れた子供達”(グラスチルドレン)に指示を出します。
(恐らく総理官邸のスピーカーと繋がっているかイヤホンで全員が聴いている)

「“割れた子供達”遊戯(ゲーム)の時間はもうお終い(おちまい)だァッッ!!!」

ガムテの指示を受け、全力で官邸内の人間を殺し始めるグラスチルドレン。

左虎、右龍、惨蔵の3人も苦戦するほどの勢いです。

「此奴等ブッ殺し 官邸に散らばる民を救うには いくら腕伸ばせど手が足りん!!」

その頃、忍者くんと同行していた高校教諭 亀威康憲(かめいやすのり)先生は
“割戦隊”(ワレンジャー)の“黄”(イエロー)、“桃”(ピンク)に総理官邸2階で追い詰められていました。

絶体絶命のピンチでも忍者くんのことを考えているあたり、めっちゃいい先生ですね。

しかし追い詰められた亀威先生は学生時代に愛読した名作少年マンガ

「柔道(やわら)の若君様(わかぎみさま)」のことを思い出し主人公の大岡リョータ君のようにピンチを乗り越えようとします。

(コレはテニスの王子様のパロディですよね、ていうかジュウドウズじゃないのか

しかしワンパンで壁にヒビをいれる“桃”(ピンク)の姿を見て決意がポキッと折れるのでした。

場所変わって総理官邸地下1階。

文部科学大臣の円亥杏珠が重傷をおった要人警護警察官(セキュリティポリス)城水元英を抱きかかえていました。

動揺し城水を昔のアダ名、ジョナさんと呼ぶ円亥大臣。2人は大分前から面識があったようです。

お互い夢を叶えましたねという城水の言葉に対し、複雑な表情で同意する円亥大臣。

「あ…そういえば!当時は大臣もアニメ好きでしたね なんてアニメでしたっけ 確かーーー…」と話す城水。

「だ…だから昔の話です!忘れなさいっ!!」と円亥。

初登場の時、アニメを毛嫌いしているように見えた円亥大臣でしたが、やっぱりアニメが好きな時期があったようです。

しかし、そんな会話をする2人の部屋に血痕を追ってきた割戦隊の“赤”“青”“緑”が近づいてきます。

大臣を部屋の奥にかくまい、自分がなんとかくい止めようとする城水。しかし

「城水…奥さんが帰りを待っているのでしょう? 貴女はーーー…生きねば!!」

円亥は自分がオトリになると言いだし、部屋を飛び出します。

割戦隊の前に姿を現す円亥大臣。

夢を叶えるために沢山のものを諦めた彼女。

『私の人生 正しかったのかしらーーー…』

そして総理官邸 北門では…

グラスチルドレンの“リリィ”と“ユリ”の手によって機動隊が殺されまくっていました。

飛び跳ねながら殺す2人は女の子っぽくていいのですが、もうこんなの自衛隊連れてこないとダメでしょ。

そんな中…

「“忍巧美男衆”(テクノビダンズ)前へ」

ドドドドドド、と地鳴りが鳴り響きます。

機動隊の隊長の元に連絡が入ります。

「茱萸坂方面より大量のーーー… そのまったく意味不明でありますがッ」
「“百”を超える大量の!!」

「大量の“イケメン”がッッ!!! 総理官邸を目指し進撃中であります!!」

報告の通り、大量のイケメンが走ってきていました。

そしてその中央には帝都八忍最期の1人と思われる斗女たんらしき姿が…。

ここまでが68話のストーリーです。

まとめ

ここに来て斗女たん登場となりました!

いやー今回の話は近藤先生、作画大変だったでしょうねー。休載も無理のない話ですね。

この大量のイケメン軍団“忍巧美男衆”(テクノビダンズ)とは何者なんでしょう?

普通の人間だったらあっさり殺されるだけですもんね。

私としては、これはもしやロボットでは?と予想します。

斗女たんは卓越した頭脳を持つことは以前から言われていましたし、あり得ると思います。

あと個人的に今回、円亥大臣が格好良かったですね。

死の間際に株上げてくる円亥大臣が。(まだ死んだ描写はないですけど)

昔憧れた“あの人”のようになりたくてーーーの部分、何だか聖闘士星矢っぽいですよね。

斗女たんが到着したことでこの総理官邸での闘いも終わりに向かうのでしょうか?