忍者と極道 感想

忍者と極道 第47話 「ゼロ」 感想

昨日の46話に引き続き、忍者と極道の47話、「ゼロ」の感想を書いていきたいと思います。

ネタバレありです。よろしくお願いします。

今週から先読みの感想を書くことにしました

何故二日連続で書くのか、ということなんですが今まで忍者と極道の感想を書くときは最新話の一つ手前の話までの話を書いていました。

というのも多分コミックDaysの場合、忍者と極道は
最新話の一つ手前までは無料で読めることになっていると思うんです。

なっていると思うと書いている理由は、私は忍者と極道は全て課金して先読みしているので全部の話が読めます。

だから課金していない場合、どうなるかが分からないんですよね。

ただ、コミックDaysの他の人気マンガの「パリピ孔明」や「未熟なふたりではございますが」などは最新話以外は配布されるチケットなどを使えば無料で読めるので多分忍者と極道もそうなっていると思うんです。

つまり私は今まで無料で読める分までの感想を書いていました。

しかし私の知る限り、忍者と極道の構成員(ファンのこと)は

大体皆さん先読みされているように思います。

それで私も先読みの分の感想を書いていくことにしました。

私も全て先読みしているので自分の感覚で一週間遅れて感想を投稿していることになるので少し書きづらいところもありました。

次の話を読んでいるのに、次の話の予想とか書くのもちょっとおかしいので
なるべく早めに書くようにしてました。

ということで今週から先読みの分の感想を書いていくことにしました。

ネタバレありなのは変わりません。どうかよろしくお願いします!

前置きが長くなりましたが、47話の感想を書いていきたいと思います!

第47話 「ゼロ」 感想

総理官邸1階、記者会見室。

ガムテ、黄金球(バロンドール)、舞踏鳥(プリマ)の3人。

そして部屋の中には沢山の警察官の死体があります。

バロンドールは「俺もそろそろ狩り行くわ~」と記者会見室をあとにします。

その後、ガムテに「いいの…?コレ」と言いながらスマホを見せるプリマ。

そこには「Kiwami Kimura」MP:(マサクウルポイント)100の表示が。

極道さんのMPは100でした。

そしてその下は忍者くんの学校の亀威康憲先生の表示が…。

途中で切れてますが「Yasunori Kamei」MP:500と書いてあるようです。

一般的な大人は100Pのはずなのに何故か500P。

一般的な極道と同じレベルに設定されています。

柔道やっているからか、それとも今回のゲームでは全員(極道さん除く)
特別高く設定されているのか、今のところ不明です。

時同じくしてその画面を見て

極道さんに対し「ゴミだなてめー!!まー殺すけどォ!」と話す
偉大(グレート)。

全く動揺した素振りを見せない極道さんに対し、MPの説明をしようとしました。

しかし極道さんは

「個人の戦闘能力や護衛の数と質を考慮した”殺しにくさ”の数値 
知ってるよ」

と話します、極道さんの口から出た思いもよらぬ言葉に動揺するグレート。

しかしすぐに立て直し、自分自身のことを誇らしげに語ります。

「オレのMPは2021だ!」
「これまで20人も趣味で殺した」
「子供を殺して逮捕(つかま)るマヌケとは次元が違う」
「少年犯罪史に名を残すレベル」

次々と自慢げに語ります。

そしてどんな殺人(コロシ)をしたか、極道さんに聞かれ
詳細について愉快(たの)しく話すグレート。

場面はガムテとプリマに切り替わります。

極道さんのMPが全然違う理由をガムテに聞くプリマ。

「それでいい」とガムテ。

「本当の数値出したらみんな極道(アイツ)狙っちゃう」
「極道(きわみ)殺すため…奴の体力は削りたい」
「でも仲間を無駄に死なす必要もない」
「極道(きわみ)は本物(ガチ)の化物(バケモン)だ」

グレートも話す内に抱きついてしまうほど極道さんに心を許してしまいます。

ガムテは続けます。

「オレが極道に最初に習った”殺人の基礎” それは相手の警戒を解く技術だ」

極道さんがいかに人心掌握に優れているかを語り、

「プリマも極道と遭ったら奴の言うこと一切聞くな」と忠告します。

そして泣いているグレートにハンカチを渡す極道さん。

と同時にグレートが持っているナイフをさりげなく取り上げます。

ここで「官邸を吹き飛ばす爆弾はーーーどこに?」と聞く極道さん。

「え…詳しくは知んねーけど確か4階ーーー…」答えるグレート。

その次の瞬間…

一瞬でグレートはナイフで首を切られます。

『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)を使っても一点だけ強化しきれぬ部
 位がある』
『頸椎の隙間を走る0.5ミリの一線(ライン)』
『江戸時代の処刑人も斬首の際狙ったというこの一線(ライン)ーーー』
『正確に切断(なぞ)れば麻薬(クスリ)なしでも君らをやれる』

グレードの生首にそう語りかけます極道。

そこにグレートの相棒、鉄槌(ハンマー)を持った巨漢、色男(カサノバ)が現れ、極道にハンマーを振り回しながら襲いかかります。

が、極道その一撃をポンと受け止め身体を回転させ、カサノバの首もはねます。

中国憲法の”化頸”を応用した技だと話す極道。

そして何故、自身がMPについて知っていたかを話します。

「簡単なことだ 私が君達の雇用主♡ そしてーーー」
「グラスチルドレン 創設時のNo.1 君達の”OB”だ 当時のMPは確かー…
”80万”ほどかな」

そして生首の状態のグレートに

「怖かったら…叫んでほしい 君の恐怖(こころ)が私にも
伝わるようーーー…」

大声で悲鳴をあげるグレート。

しかし極道の心には響かないようです。

私は我が子にすら共感できない、そう思う極道ですが脳裏に浮かぶのは

多仲忍者の顔、そして…

誰かの頭を撫でる誰かーーー

「もうひとり」

という極道の台詞で47話は終了します。

読み終えて

前回の46話で「もしかしたら極道さんピンチなんじゃないの?」と思った私ですが、極道さん全く大丈夫でしたね。

麻薬(ヤク)なしでも問題なく強かったです。

カリスマ性のある人間は所作・話術による人心掌握に長け、人の心を操る。

ジョジョのディオも花京院に「友達になろう」と言って心を惑わしていましたからね。

今回の話でも色々分かったことがありますね。まず

極道さんが割れた子供達(グラスチルドレン)の創設時のメンバーであり
NO.1だったこと。

グラスチルドレンは極道さんが創設したものだとばかり思っていたのですが、話しぶりだと他の誰かが創設し、そこに所属した形なんですかね。

自ら創設し所属、という可能性も当然ありますけど。

そして当時のMPは80万。ガムテの外伝によるとガムテのMPは53万だった訳ですからガムテよりも上ということになります。

昔から尋常ではなく強かったということですね。

そして気になるのは最後のページ、忍者くんと同じように共感という言葉で思い浮かんだ

もうひとりの存在。

これは頭を撫でられているのが極道さんなのか、それとも撫でているのが極道さんなのか、どっちなんでしょう?

それによって極道さんが子供の時の話か、最近の話かも違ってくるような気がします。

今回も色々と情報がありました。次の回が楽しみですね。