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何故ブログを約5ヶ月間休んでいたか説明する その5

約8ヶ月間書いていたブログを5ヶ月間休んでいた理由を書いてきたこのブログも今回で5回目、今回で最終回となります。

前回は大家さんの不誠実な対応に父が怒っている、ということを書きました。その続きとなります。

2~3分ほどで読めます、よろしくお願いします。

還暦を過ぎた父VS顔の見えない大家

父の交渉により、9万円少しの定額保証分担金を返してくれることになった大家さん。

私としては「9万円返ってくるのはデカい!」と喜んでいたのですが、父はいまだに謝罪の言葉がないのが納得がいっていない様子。

そこで父は大家さんに不動産屋を通じて

①礼金の返却(55000円程)
②直接の謝罪
③顧問弁護士の直接対応

この3つのうちどれか一つを行うよう要求しました。

しかし大家さんからの返答

「①から③のいずれも応じられない」
「今までの対応で十分大家としての責任は果たしている」
「引っ越しの際の初期費用などは施工会社が出すわけだから、定額保証分担金を返金するのはおかしいのではないか?とも思ったが不動産屋から迷惑料ということでお願いしますと言われたため、返金を了承した」
「こちらが現在了承した対応だけで納得して頂けないのであれば、一度今までの返金の話も白紙に戻させて頂く」

…といったような内容のメールが来ました。(実際はもっと長い)

とどのつまり

「これ以上言うんだったら返すって言ってるお金も返さねえぞ!」ということですね。

うわー、大分怒ってんなこの人。悪いとあんまり思ってねえな。私はそう思いましたね。

9万円くらい返ってくるわけだし、もういいかなーと思ったのですが、父にとっては
火に油を注ぐことになってしまった訳です。

法テラスに相談にいくことに

父は弁護士に相談することを決意したようで、私と一緒に法テラスに行くことになりました。
(法テラスでは3回まで弁護士さんに無料相談が出来るみたいです。)

事前に予約をし、2人で事務所に向かいました。
書類の簡単な質問に答え、提出し時間が来るのを待ちます。

当初の時間から5分ほど遅れて受付の人に言われて、階段を上り2階の端っこの部屋に入りました。

多分40代くらいの女性の弁護士さんでした。

あらかじめノートに話すことをまとめて順を追って弁護士さんに話していきました。

2020年の8月頃、部屋の床からカビが生えていることが判明したこと、
その部屋に住みながら新しい部屋を探したこと、
2021年の4月頃から咳が止まらなくなり喘息だと判明したこと、
大家さんから直接の謝罪が今のところ一度もないこと、
顧問弁護士と会うことも出来ていないこと、
定額保証金はなんとか返してもらうことになったこと、

そういったことを説明しました。

こちらとしては喘息になったのはカビのせいではないのか?というのを訴えたかったのですが
弁護士さんの返答としては

「喘息になったこととカビを結びつけるのは難しい」とのことでした。

確かに証拠はないですからね。難しいのかもしれません。

ただその弁護士さんなんですけどちょっと言いたいんですけど、話聞いている間ずっと
「うーん、うーん」って声出しているんですよ。なんかあんまり本気で聞いてないように見えたんですよね。

単純にそういう相づちを打つ人っていうだけかもしれないんですけど。

あと腹立つのが話し始めてから25分くらいしか経ってないのに
「すみません、もうそろそろ時間ですので…」と言って帰らされたこと。

どうやら私たちの前の組の相談が長引いたため、我々は5分遅れて呼ばれその帳尻合わせで
時間が少なくなってしまったようなんです。

なんか理不尽ですよね。

父と車での帰り道、3回まで無料なのでもう一度相談するか話したのですが
結局相談したのはこの一度だけでした。

その理由は母が「もう喧嘩するのは止めて」と私たち2人に頼んできたからです。

私と父は決して喧嘩をしているつもりはなく、あくまで交渉のつもりだったのですが、母には恐らく喧嘩腰に
見えていたのでしょう。

父も母に言われ、踏ん切りがついたようで大家さんとの間の問題は
定額保証分担金(90000円ほど)だけ返してもらう、ということになりました。

話し合いの結果

最終的に引っ越しの問題に関しては

①施工業者さんが引っ越し先の初期費用を負担する。
②引っ越し作業を私たちが行う代わりに元々住んでいたアパートの家賃1ヶ月分を負担する。
③大家側は定額保証分担金を返却する

大まかにこのような取り決めで落ち着きました。

そして両親に手伝ってもらいつつ今のアパートに引っ越しをしたのでした。

振り返って

今回の騒動を振り返って正直「誰も得してない」って思いました。

施工業者さんは引っ越し先の初期費用を含めそれなりの額を払いましたし、大家さんも私に定額保証分担金を返却しました。

何より私自身一度経験した「引っ越し先を探して引っ越し準備をする」といういらぬ手間がかかりました。

不動産屋さんは人の入れ替わりで仲介手数料が儲かったかもしれませんし、それを言ったら大家さんも礼金が次の入居者さんからもらえたりするでしょうが、金額的にではなく精神的に疲労、損をしているように思えます。

私も家賃とか定額保証分担金で15万円くらいは入ってきていると思うんですが、そもそも引っ越しの手間でバタバタしててすぐに1ヶ月間くらい経った気がしますし、新たな電気やガスの設定もしましたし、不動産屋さんに何回も行って法テラスにも行って結構大変でした。

全然儲かった気がしません。もし喘息の原因が床下のカビだとしたら完全に大損です。

もう今のアパートでしばらくは落ち着きたいです。