今日も介護あるあるを書いていきたいのですが、今日はその中でも
夜勤をしていく上でのあるあるを書いていきたいと思います。
夜勤をしていくポイント
他の介護あるあるもそうなのですが、基本的に私の体験談を元に書いております。
もしこのブログを読んで下さっている貴方が、少しでも介護の仕事、そして夜間の勤務に興味がおありでしたら参考にして頂けると幸いです。
- 仮眠中は熟睡出来ない
他の記事でも書いたのですが、私が勤めていた特養の夜勤は夕方の17時から次の日の朝9時までの勤務でした。
そしてその16時間の拘束時間の内、途中で1時間半の仮眠の時間があるのですが、はっきり言って熟睡出来ません。
理由はいくつかあって
- そもそも時間が短い
- コールが繰り返し鳴る
- 寝過ごさないか不安
の3点が大きい理由です。
①の「そもそも時間が短い」ですが1時間半という限られた時間では、なかなかしっかりとした睡眠をとることは難しいといえます。
私が最初に勤めたのは施設の3階のユニットでして、夜勤の時は3階全体を2人で見ておりました。
そして1人が仮眠の時間が近づくにつれ、仕事をきりのいいところまで終わらせて、もう1人の申し送りをして仮眠に入ります。
この時、申し送りに行くのが遅れれば遅れるほど仮眠の時間が削られることになります。
時間を見てきっちり仕事を切り上げることが大切です。
余談ですが、夜勤中は当然施設内は消灯しており暗いです。
そんな中でもう1人の夜勤にいきなり話しかけに行くとびっくりされることが何回かありました。
私はどうやら他の人よりも足音が小さいらしいです。
ですので夜勤中話しかけに近づく際は、わざとやや大きめに足音を立てながら近づいていっていましたw
続いて②のコールが繰り返し鳴るです。
コールというのはそのままの意味で、自室で寝ている利用者さんの
呼び出しのことを言います。
そしてコールには2種類あり、利用者さんが自分でボタンを押す
「ナースコール」、そして
利用者さんが起き上がったり、起きようとしたら鳴る
「コールマット(センサーマット)によるコール」です。
そして私の施設ではそのコールを1人1人の夜勤者がPHSを持って対応していました。
また余談ですがPHSとは personal handy-phone systemの略だそうです。懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか?
そしてそのコールが押される、もしくはマットが反応するたびにPHSから呼び出し音がなるのですが、そのPHSを仮眠中の職員も持っていなくてはいけません。
もし、コールが2人、3人の利用者さんから同時になった場合、1人の職員では対応できないため、仮眠中でも起きて利用者さんの部屋まで行かなくてはいけないのです。
つまり仮眠中でもコール、PHSの呼び出し音には注意し続けねばならないということです。
そして③の寝過ごさないか不安です。
私は仮眠するときは、いつも持っていたスマホのアラームをセットし、確実に起きられるようスヌーズもセットし、準備をしっかりとした状態で横になっていました。
しかし、根が心配性なのもあってスマホをチラチラと見てなかなか眠りにつけませんでした。
「時間になっても起きられなかったらどうしよう」と起きられないことが心配になる訳です。
まあ、もし仮に寝過ごしたとしても相方の職員が起こしに来てくれるでしょうから、それ程問題ではないと思うのですが、あまり相方の職員に迷惑をかけたくなかったんですね。
他にもありますが、大きな理由としては上記の3点から夜勤中、熟睡するのは難しいのです。
- 眠くて仕事にならない時がある
仮眠の時間、熟睡できないことを書きましたが、夜勤は勤務時間自体は非常に長いため、仕事中にどうしても眠くなってしまうことはあります。
眠くて動きたくないし、頭が回らなくなってきて辛い状態になります。
「若いんだし徹夜で働いてもどうってことはないんじゃないの?」
そう思う方もいるかも知れません。
私自身、パソコンでゲームやネットサーフィンをしていて徹夜してしまったことは何回かあります。
しかし、夜勤中仕事に追われ、緊張感を持って時間を過ごしているのと自宅でリラックスして時間を過ごしているのとでは、疲労の蓄積具合が全く違います。
スポーツで、和気あいあいと練習しているときと、重要な意味を持つ試合では疲れがたまる早さが全く違うのに少し似ていると思います。
私はその際、椅子に座ってほんの数分間、仮眠するなどし対策をしていました。
しかし、それでも寝過ごさないか心配だった私は、いつの間にか
壁にもたれかかって寝るという術(すべ)を身につけました。
読んで字のごとく、立ったまま適当な壁にもたれかかって寝るようにするのです。こうすると完全には寝ることは出来ませんがいくらか楽になります。
そしてこの方法のいいところは、もし本当に寝てしまったとき、膝が折れて膝やお尻から床に落ちることが出来、目が覚めることですw
つまり寝過ごす心配がないということですねw
今こうしてブログを書きつつ夜勤をしていた時のことを振り返っても、
「大変だったなー」と言ってしまうほど苦労した思い出がありますね。
夜勤中のことも色々語りたいことがありますので、どんどん書いていきたいと思います。