昨日に引き続き、介護士あるあるを紹介させて頂きたいと思います。
今まで介護の仕事をしてきて沢山あります。
介護あるある
- 男嫌いな利用者さんがいる
一般的な会社では、社員の男女比率の割合は半々は、もしくは男性の方が多いというパターンが多いと思います。
しかし介護の世界は、施設にもよりますが女性の方が多い方が一般的です。
私のいた施設でも6対4くらいで女性が多かったですね。
ただそれでも私のように男性でも介護の世界に足を踏み入れる人は増えてきているように思います。
ただ施設の利用者さんの中には、男性の職員にお世話されるのを嫌がられる人もいます。
お世話をしようとすると
「私はあなたは嫌、○○さんがいい」とはっきり言葉を口にする人もいれば、言葉に出さず、無言で首を振る人もいます。
利用者さんも人間ですから、職員の好き嫌いはあって当然だと思うのですが、認知症の人って結構ストレートな物言いをするので言われると結構傷つくこともあります。(笑)
そして私の経験上、男性職員の方が女性職員よりも拒絶されやすい傾向にあるような気がします。
これは経験を元にした私個人の意見ですが、私が今まで見た経験上、男性の方が色々言われてましたね。
女性の利用者さんが男性職員を拒絶する、このパターンが1番多かったと思います。
続いて女性が女性を拒絶、男性が男性を拒絶、男性が女性を拒絶、この順番で多かった気がします。
あまり男性の利用者さんでは、職員に対する好き嫌いは無い人が多かった気がします。
女性の方がはっきり職員に対する好き嫌い、拒絶の感情を表に出す人が多かったですね。
- 腰を痛めがち
よく聞く話だと思いますが、介護の仕事はやはり腰を痛めることが多いです。
主に車椅子の利用者さんを抱えて、ベッドへの移乗、そして車椅子への移乗、トイレへの移乗など利用者さんを優しく抱え、座って頂くのです。
私も介護に仕事を1年過ぎたあたりの頃から、徐々に腰に痛みを感じ始めまして、腰痛防止にコルセットをしておりました。
「コルセットをするだけでそんなに違うものなの?」そう思う方もいるかも知れませんが、正直大分違います。
もちろん利用者さんの身体が軽くなる訳ではありませんが、今まで腰にピンポイントでかかっていた負担が少し楽になるような、背中側に分散されるような感覚でした。
あと、接骨院にも行き治療してもらいましたね。マッサージ、電気治療、ストレッチなど色々しました。
しかし!そういった風に腰のケアには気をつけていた私ですが、ある時
勤務中にギックリ腰になってしまいました。
あれは車椅子の男性の利用者さんをトイレ誘導していた時のことでした。
その利用者さんはちょっとふくよかであまり足に力が入らない方でした。
その利用者さんを抱えて、トイレの便座によっと座ってもらった直後のことでした。
座ってもらった直後、私の腰で何かが剥がれるような感覚がありました。
(ゴキっとかグキっといった音は多分しなかったような覚えがあります。)
そして私は一瞬立とうとするのですが、腰の痛みでフラフラとその場で倒れ込んでしまいました。
倒れる前に利用者さんは便座に座っていたので巻き込まずに済みました。
それがせめてもの救いでした。
そして私は立つことも出来ず、その場でうずくまっておりました。
そうしたら他の職員が看護師さんを呼んできて、みんなで私を車椅子に乗せてくれました。
そして親に連絡してもらい、そのまま車椅子で施設の玄関まで移動し、病院まで連れて行ってもらいました。
まさか介護している立場の私が車椅子に乗って移動することになるなんて思ってもみませんでした。
そして病院で腰に注射をしてもらった私はなんとかその日のうちに動けるようになり、1週間ほど経ってから職場に復帰したのでした。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
また介護のこと、どんどん書いていきたいと思います。