忍者と極道 感想

忍者と極道 第48話 「Never Ending World」 感想

今週も「忍者と極道」先読み分の感想を書いていきたいと思います。

ネタバレ有りです。

よろしくお願いします!

第48話 「Neber Ending World」

ー総理官邸1階 記者会見室ー

舞踏鳥(プリマ)に対し

「極道が動き出す…そろそろ忍者共も来るだろう」
「プリマも配置につけ」と指示するガムテ。

やはり忍者がやってくることは織り込み済みのようです。

「お前に一番の大役任せる」
「”大臣(ダイジン)”亡き後のオレの最強の右腕…期待してるぜ」

大臣達って恐らく忍者に殺されたんだと思うんですけど。本編でその闘いは描かれるのでしょうか?

そしてプリマ、ガムテに「いつもの…する?」
「うん、お願い プリマ」

そしてキスをする2人。小さくガジと音がします。

プリマがガムテの舌を傷が残るほど噛んでいました。

気合いを入れるためにやっていたようです。

普段からこんなことやってるのかこの2人は。
そして黄金球(バロンドール)はこのことを知っているのか?

そして場面変わって総理官邸1階。

割れた子供達(グラスチルドレン)から逃げる愛多総理とSP。

逃げ道を探そうとするに対し、”時限爆弾”を探そうとする愛多総理。

プロフェッショナル過ぎる。

そして総理官邸1~2階、おじプリ3人とSP。

愛多総理を心配するしていますが、

「ならば捜そう…”時限爆弾”を!!」とレジー大統領。

愛多総理ならばきっと時限爆弾を捜しているはず、だから爆弾を捜せば時限爆弾を捜せば愛多総理も見つかるはず。

ここ旧知の仲っていう感じがしていい場面ですね。
そして愛多総理やっぱりメッチャ愛されてる。

場面変わりー総理官邸2階 男子厠(トイレ)ー

殺したグラスチルドレン達の口内から地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)を取り出そうとしますが、飲み込んでしまったようでした。

ヘルズ・クーポンは胃酸に弱いため飲み込んでしまったら再利用に向かないようです。

多分再利用出来るんだったら普通に腹を割いてたんだろうなぁ極道さん…。

そして弱いグラスチルドレンを殺しつつ幹部格のグラスチルドレンと闘うためクーポンを探す極道さん。

もちろん忍者(しのは)君のことも忘れていません。

そんな時、忍者君は総理官邸3階にて交戦中でした。

闘っている相手はグラスチルドレンのボクサー”拳闘大帝(パウンドフォーパウンド)”

忍者君の暗刃をボクシングの防御技(パーリング)で受け流します。

「強(い)い拳打(パンチ)だ てめーが…噂の忍者(にんじゃ)かい?」

細かく言うとパンチじゃないけどな。

お互い名乗り合い殺し合う2人。

パウンドフォーパウンドの拳がアゴにかすり、足が震えた忍者君。

しかしそれは忍者君のブラフでした。

本物のボクシングでも使われそうな大振りを誘い、暗刃をクロスカウンターで決める忍者君。

見事にパウンドフォーパウンドの首をはねます。

「プロボクサー……なって 後楽園ホールで…闘りたかった」
「あの時…あれがなかったらーーー 親が…変な宗教にハマらなきゃ……!!!」
「オレ…どんな大人になれたかな……」

そう語るパウンドフォーパウンドをなんとも言えない顔で見つめつつその場を去る忍者君。

生首の状態から結構長いこと喋ったねパウンドフォーパウンド。

そして総理官邸の外には報道のヘリが来ていました。

”米国(ステイツ)大統領来日というこの時節 総理官邸というこの場所でッッ 日本史上最悪のテロ事件が起きてしまったのですッッ”

やはりこれはテロとして日本史上最悪…。間違いないでしょう。
アメリカの大統領まで命危ぶまれている状態ですからね。

そして報道のヘリは攻手(アタッカー)と司令(オーダー)によって撃墜されました。

そして2人の攻撃の矛先は1人でグラスチルドレンと闘う神賽惨蔵に向けられます。

”神槍(グングニル)”と呼ばれるそれはミサイルというよりかは
巨大な矢に近いように見えます。

惨蔵はギリギリで避けますが腰の辺りに傷を負ってしまいます。

「オウコラァ 顔(ツラ)くらい見せんか 痴れ者が……!!」

と言う惨蔵のコマで今週は終了です。

読み終えて

今週個人的にアツかったのは忍者君と拳闘大帝(パウンドフォーパウンド)の闘いですね。

パウンドフォーパウンドっていうのはボクシングの世界で使われる言葉で

「階級別になっているボクシングで全てのボクサーが同じ階級だったとしたら誰が一番強いのか」そのランキングのことです。

日本人でそのランキングベスト10に入ったのは山中慎介選手、内山高志選手、井上尚弥選手、井岡一翔選手の4人だけです。

世界チャンピオンになるよりもこのランキングに入ることは難しいんですよね。

拳闘大帝という漢字もいいですね。

2人はお互い名乗り合って闘っていましたが、この名乗り合いから闘いにいく流れ、結構久しぶりに見た気がしました。

色姐対ガムテの闘い以来ですかね。

今更ですがグラスチルドレンは

夢が壊れる出来事が無ければなれた未来の姿からコードネームが出来ているんですよね。

パウンドフォーパウンドの最後の言葉に忍者君も何か思うところがあった様子でした。

そしてグラスチルドレンの幹部であろう

アタッカーとオーダーの2人と神賽惨蔵の闘い!

ここで惨蔵がやられることはまずないと思いますが、遠距離攻撃を仕掛けてくる2人にどのように立ち向かうのでしょうか?

傷を負わされた惨蔵ですけど、なんとなく惨蔵
傷は自分ですぐに治せそうな気がします。