今日は私のオススメの漫画について語らせて頂きたいと思います。
第一弾は現在、アプリ「コミックDays」で好評連載中の
「忍者と極道」です。
昨日のブログでも紹介させてもらったのですが私はこの漫画を今一番
推しています!
作者の近藤信輔(こんどうしんすけ)先生は
以前に週刊少年ジャンプで「烈!!!伊達センパイ」「ジュウドウズ」
を連載しておられました。
近藤先生のエピソードとして
- 早稲田大学卒業
- 大学在籍時から漫画を描いており、様々な賞に応募していた。
- サラリーマンをやりながら柔道漫画の原作担当を目指しネームを書き続ける
- その後、過去に描いたギャグ漫画が当時の少年ジャンプの副編集長の矢作康介氏に評価され、それをきっかけに再びギャグ漫画を描き始める。
- 2011年春、東日本大震災や仕事・漫画などのことでストレスが溜り、「頭がパーン」となってギャグ漫画の読み切りを一気に30作品も描き上げる。
その中の一つを元に読み切り版「烈!!!伊達センパイ」を描き上げ、その作品が少年ジャンプNEXT!2011年SUMMERに掲載され、デビューを果たす。 - その後ジャンプの本誌に読み切り掲載が決まった頃、上司から異動を言い渡される。
- 移動先は残業の多い部署で漫画を描くどころではなくなると思い、その場で「漫画家を目指すので会社を辞めます」と頭を下げ、2012年3月に退職した。
- その後、少年ジャンプにて「烈!!!伊達センパイ」「ジュウドウズ」の連載を始めるが、残念ながら長期連載には至らず。
- そして2020年1月20日、漫画アプリのコミックDaysにて
「忍者と極道」の連載が開始される。
(上記wikipedia参照)
近藤先生のこれまでのエピソードについて簡単にですが書かせて頂きました。
早稲田大学卒業してバリバリ働いている人が上司の方に面と向かって、
漫画家を目指すので会社を辞めますとは普通はなかなか言えないですよね。
このことからも近藤先生の強い覚悟が分かります。
長期の連載は出来なかったとはいえ、週刊少年ジャンプに2回連載できているわけですから、漫画家として高い技量をお持ちであることが推測できます。
忍者と極道
そうして「忍者と極道」の連載が始まったわけです。
では、漫画の内容の方を語らせて頂こうと思います。
単行本2巻までのネタバレを一部含みます。この先を読まれる方はご了承ください。
決めようか・・・。
忍者と極道、何方が
生存るか死滅るか!!
これは単行本1巻の裏表紙に書いてある説明文です。
最後の一文は「いきるかくたばるか」と読みます。
(この漫画はいわゆるルビ芸といいますか様々な台詞や言葉に、普通には読まない、読めないようなフリガナ、ルビがふってあるのですが、それがこの漫画の世界観を上手く表現しています。)
この漫画は、一言で言うと現代の日本を舞台にした忍者と極道の
生き残りをかけた殺し合いの物語です。
忍者と極道は三百年以上も前の江戸時代から、殺し合いをしてきました。
一時期、極道側が有利だった頃もありましたが、圧倒的な速さ、強さを誇る忍者に現在の極道は滅び行く寸前まで追い詰められています。
しかし、極道側にある秘策があり、それを使い忍者側に戦いを仕掛けようとするのですが、そこに忍者が1人現れて…。
これが忍者と極道の序盤の一場面です。
主人公
この漫画の主人公は「多仲忍者」(たなかしのは)
15歳の高校生にして忍者であり、「帝都八忍」と呼ばれる凄腕忍者の内の一人です。彼はとある事件から心傷(トラウマ)があり、笑うことが出来ない少年です。
そしてこの漫画におけるもう一人の主人公ともいえる存在が極道側の人間
「輝村極道」(きむらきわみ)です。
彼は普段は大手企業でサラリーマンをやっていますが、裏の顔は極道であり「破壊の八極道」と呼ばれる極道側のエキスパート、そのリーダーともいえる存在です。
彼もまた家庭環境ととある事故が原因で感情というものが分からない人物です。(理屈では理解していて演技(フリ)も出来る)
この二人、忍者側と極道側の人間ですから当然敵同士なのですが、お互いにそれにまだ気づいていません。
この二人は第一話の時点で極道(きわみ)の落としたスマホを忍者(しのは)が地面に落ちる前にキャッチしたことで知り合い、その後
「フラッシュ☆プリンセス!」というアニメ(プリキュアがモデルになっている)を通じてどんどん仲良くなります。
また忍者(しのは)は極道(きわみ)と話す中、一瞬笑う?ような一場面があり、それを嬉しく思います。
そして別の場面で極道(きわみ)も忍者(しのは)と話している中、その別れ際に無意識のうちに涙を流します。
お互いの存在が両者を少しずつ変えていくわけです。
しかし、二人は敵同士である以上、いつかは相手の正体に気づくわけで…
読者はそれを見守っている状態です。
バンバン人が死ぬ
この漫画ですが、かなりのハイペースで人が死んでいきます。
忍者(しのは)たち忍者側は、極道側の下位の構成員を忍手”暗刃”という素手の超高速の技で、あっという間にブッ殺していきます。(あえてブッ殺すという言い方をします。)
そして極道側も一般市民を巻き込んで派手に破壊活動を行い、沢山の無関係の人間を数万人単位で殺めていきます。
そんな極道をまた忍者がブッ殺す、という流れです。
この漫画の特徴として、とにかく生首が飛ぶというのがあります。
死ぬ人間が大勢、不思議なくらい生首の状態になります。最初の頃は結構過激な表現にも思えますが、すぐに慣れると思います、別にグロいとかは思わなくなります。
単行本の売り上げ
現在この「忍者と極道」は単行本が2巻まで発売されているのですが、発売される前日、作者の近藤先生がツイッターで、
”この売り上げが連載が続くかどうかの分かれ目になります、是非是非ご購入を宜しくお願い致します!!!”といった内容のツイートをされています。
この漫画が好きで長く続いて欲しい、打ち切られてほしくないと思っていた私はアプリで購入できる分は全ての話を購入していましたが、紙の単行本も行きつけの本屋で購入しました。
ここまでブログを読んでくださったあなた様、ありがとうございました!
もし、よろしければ「忍者と極道」の購入、ご検討下さい!
是非一緒に「忍極構成員」(忍者と極道は忍極と約され、ファンは構成員と呼ばれてたりする)となり、この作品を応援していきましょう!