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オススメ漫画 「明日、私は誰かのカノジョ」

今日もオススメの漫画を紹介していきたいと思います。

よろしくお願いします。

今日紹介するのは、サイコミというアプリで読むことが出来る
をの ひなお先生の「明日、私は誰かのカノジョ」です。
ネタバレあり

この漫画は、「レンタル彼女」と呼ばれる恋人代行サービスを話のメインとしている漫画です。

ただ、章によって主人公が変わっていきます。

各章の主人公たち

第一章の主人公は白井雪(しらいゆき)。

レンタル彼女でお金を稼ぎそのお金で生活をしている大学生の美しい女性です。

しかし、彼女の顔にはおおきな痣があり、彼女は普段それをメイクで隠しています。

第二章の主人公はリナ。


雪と同じ大学に通う、今風のファッションに身を包んだ流行に敏感な社交的な美人。

ただ、彼女はパパ活をし、自分の父親くらいの年代の男性からお小遣いをもらっています。

第三章の主人公はあやな。

雪やリナよりも年上の社会人。光晴(こうせい)と呼ばれる彼氏がいます。
結婚も考えた順調そうな交際に見えますが、あやなは現在進行形で整形しており、そのお金をレンタル彼女として稼いでいます。

第四章の主人公は萌。

雪やリナと同じ大学に通っていますが、ややぽっちゃりした体型で
自分のことをこの世界の主人公になれないモブキャラ、通行人だと思っており自己肯定感が低い子です。

このように主人公の女性はそれぞれ、秘密を抱えていたり、劣等感を持っていたりと様々な悩みを抱えながらも一生懸命生きている姿が描かれています。

第一章の大まかなストーリー

私はこの漫画の第一章を読み終わったときにこの漫画に強く引き寄せられました。

第一章のおおまかなストーリーを説明していきたいと思います。

以下第一章ラストまでネタバレがあります。

雪が子供の頃から顔に痣があり、辛い思いをしてきた場面、更に親から虐待を受けている場面が回想として描かれています。

そしてレンタル彼女として様々な顧客の要望に応えていく雪。

そんな中、辻壮太(つじそうた)と言う名前の同世代の男性からレンタル彼女として指名されます。

彼にはハプニングから痣を見られ、その時から壮太は雪に寄り添おうとするのですが、雪は彼がレンタル彼女中に雪が蔑まれていたときに黙ってみていた時のことを話し「軽蔑する」と言い放ち彼を拒絶します。

拒絶されながらも何度も雪を指名し、デートを重ねる壮太。

自分の辛かった過去を話し、雪も少しずつ彼に心を開いていっているように見えます。

そして2日間の温泉旅館への旅行の夜に壮太は雪に、自分の雪への思いが本気であることを伝えます。

そして夜が明けた旅館での朝、壮太は雪に2日分のレンタル彼女の料金と
雪の分だけの帰りの新幹線のチケットを渡し、

「今から一時間席を外すから、昨日言ったこと(真剣な交際とお店を辞める
 こと)がオッケーだったら一時間後もここにいてほしい」
「一緒に東京に帰ろう」
「もしだめならこのチケットで先に帰って…」

そう雪に伝え、雪もそれを了承します。

そして一時間後、壮太が戻ってくると雪は…

いませんでした。

その後雪はお店に壮太をNGリストに追加してほしいと伝え、
また他のお客さんのところに向かうのでした。

その後、書かれたアフターストーリーでは壮太には新たな彼女が出来たことが描かれています。

第一章を読み終えて

結構これ普通の漫画だったら、壮太と雪が結ばれるラストでもおかしくないと思いますし、自分も読んでてどこかでそれを期待していた時もあったんですけど、でも雪は壮太を残し1人で帰ってしまいました。

正直読み終わってショックを受けたんですが、読み返すうちに
「この結末の方がリアルというか現実的かもな…」と思いました。

ご都合主義を排除した作り込まれたストーリーだと考えるようになりました。

あと、この漫画出てくる女の子の服装がみんな可愛いです。

特に雪がレンタル彼女の仕事の際、「妹系」「スポーティで元気な子」
などと言ったお客さんの要望に服装やメイクなど完璧に答えているところです。

作者の「をの ひなお先生」は相当ファッション、メイクの勉強をされていると思います。

第四章にはゲイの人が働くお店も出てくるのですが

私はこの漫画はサイコミで最新話まで読んでおり、今は第四章の途中です。

最新話まで読んでいる総合的な感想としては、

「主人公の女の子達、みんな幸せになってほしい!!!」

と思ってしまいます。なんだか応援したくなってしまうんです。

「明日、私は誰かのカノジョ」オススメです!

(タイトルのカノジョは彼女ではなくカタカナになっております。)