自己紹介

人に金を貸すということ

私は今までに何回か人に金を貸したことがあります。

そして貸した分全額返って来なかったことが何回かあります。

今日はそんな経験について書いていきたいと思います…。

社会人になりたての頃の話

大学を卒業し、信用金庫で働くようになったばかりの頃、中学までは割と遊んでいたけど高校に入ってからちょっと疎遠になった友人から連絡が来ました。

多分最初の連絡はメールだったと思います。内容は
「金を貸してほしい」でした。

久しぶりに友人から連絡が来たと思ったら金を貸してと言うのは、正直ちょっとテンション下がりますよね(汗)

確か金額は3万円だったと思います。

でもまあ、その時はお金にまあまあ余裕もありましたし貸してあげたんですよ。3万円くらいならいいかと思って。

それから確か2ヶ月くらい経ったある日のこと、そいつから電話がかかって来ました。

何だろう?金を返すめどがついたのか?みたいなことを考えながら電話に出ました。

そうすると電話の向こうにいたのがそいつではなくて、そいつの職場の先輩?みたいな人だったんです。

(当時そいつは地元の繁華街のとあるお店で働いていたようです。)

あの、俺、こいつと同じ店で働いている○○と言いますけどー
(名前は覚えていません。)

あ、はい。ええ、はい。」(よく分からない状況に戸惑う私)

すいませんけどー、こいつに金貸してやってもらえませんかー?

えぇ!!!

まさかの職場の先輩からの金の要求。しかし私は説明します。

いやー、でも俺すでにそいつに金を貸しててまだ返してもらってないんですけど…

え!………(小声で)お前どれだけ借金してんだよ

この時、「あ、あいつもそこにいるんだな」と思いました。その後、

いやー、こっちも困ってるんですみませんけど貸してやって下さい

と言われ、内心

こっちも困るんだけどな…」と思いつつ貸しました。

多分その時の金額は5万円だったかと思います。

その後もう1回くらい3万円貸したと思います。

もう大分前の話なので記憶が定かではないところもあるんですが、
多分合計で11万円か恐らくそれ以上は貸したと思います。
11万円以下ということはないと思います。

それでそこから何回かは返してくれたんですが、返してくれた金額は
3万から4万だったと思います。全体の半分以下です。
残りはほぼ間違いなく返って来ないでしょう。

なかなか苦い思い出となっております。

ただ、その時貸していた奴に関しては、結構仲も良かったですし、子供の頃テレビゲームのソフトを借りていてそのまま返していない(借りパクというやつです)ということもあって、ちょっとお互い様なところもありますし、もう別にいいです。

私が腹を立てているのは、高校生の時に金を貸していた奴です。

高校3年間での話

前にブログにも書きましたが、地元の工業高校に進学した私は学校に馴染めず、辛い日々を送っていました。

そしてクラスの陽キャである「A」という奴に目をつけられていました。
(Aというのは仮のイニシャルです。)

そいつは昼食の時間になると昼食代として500円、しょっちゅう私にせびりに来るのです。

何回断ってもペシペシ体を叩いてくるし、もうウザくて嫌いで仕方なかったです。

そいつの家が貧困の家庭で昼食が用意出来なかったのか?
決してそんなことはなかったと思います。いつもヘラヘラしてるような奴だったので。

当時陰キャ気味だった私はとにかくAに絡まれるのが嫌でした。

だから貸したくないと思いつつ、早くどこかに行ってほしいと金を貸していました。

1回に貸す金額は前述の通り500円とか1000円とかでした。

金額でいえば社会人になった後に貸していた奴よりも少ないのですが、高校生だった当時を思えば、かなりの大金を貸していたようなイメージでした。

そしてそのAは借りるときは
明日返すから
というのですが、翌日になってすんなり返してくれたことはほぼ無いです。こっちから催促しますが、
ゴメン、明日返す」こんなやり取りをよくしていました。

そして腹が立つのがそいつに渋々金を貸したとき、
お、ありがとう。お前やっぱり金もってんな。

と言われたことです。

もうね、はぁっっっ!!!ですよ。何言ってんだコイツ!!!

と思っていました。

もってねーよ!ないけど嫌々貸してんだよ!!と。

最終的に卒業するまで待ちましたが貸した金の8割以上は返ってきてないですね。

多分3年間合計で10000円以上は貸していたと思いますので8000円以上踏み倒されたことになります。

当時私は機械科の生徒で機械科は1クラスしか無くクラス替えがなかったため、3年間そいつと一緒のクラスでしょっちゅう細かい金額をたかられた訳です。

もうそいつとは今後会いたくないですし、関わりたくないですね。

このブログを呼んで下さっている方、もし誰かとお金の貸し借りを
現在進行形でしているというのであれば、甘く考えない方がいいと思います。

今までに人生で学んだのですが、お金のことで仲がこじれると修復はかなり難しいといえるでしょう。