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過去一キツかった単発アルバイト

今日は私が今まで経験してきた中で、最もキツかった単発のアルバイトを紹介させて頂きます。

それは、
家電を買われたお客様の家まで運び、配置、配線する仕事その助手」です。

あれは私がハローワークで紹介された介護の専門学校に通っていた時のことでした。

時期はよく覚えていませんが、確か11月頃だったと思います。

当時、休みの日に特にすることの無かった私は、少しでもお金を稼ごうと
専門学校の年の近い友人に誘われ、仕事を斡旋してくれる派遣会社に登録しました。

この家電を運ぶ仕事の前に
「イベントが行われた会場の並べられた椅子を片付ける仕事」をやったのですが、これは比較的楽でしたね。3時間少し手前位の時間で終わったんですが、少し時間潰して3時間分の給料もらえたような…。

うろ覚えですが、おいしいバイトだった記憶があります。

そして椅子を片付ける仕事が終わり、しばらくして携帯の方にその家電を運ぶ仕事の依頼が来ました。

当日、私は遅れないように指示された大型家電量販店の駐車場まで行きました。

家電がトラックの中に積み込まれていっていたのですが、あれってお客様のところを回る順番を考えて、先に伺うお客様の分の物をおろし口の手前に持ってくるようにするんですね。

しかも段ボールの大きさも考えてきっちりと無駄なスペースが極力無いように積んでありました。

当たり前といえば当たり前のことかも知れませんが、普段生きてきてあまり意識することがなかったですね。

キツいポイント その1 家電が重い

そして私は正社員の人が、荷物を載せた2トン(と思われる)トラックを運転され、私はそのトラックの助手席に載り、お客様のご自宅を回るわけなのですが、初めて割とすぐにこのバイトを受けたことを後悔しました。

多分3件目位だったと思うのですが、そこそこの大きさの冷蔵庫の搬入があったのですが、当時の私にとってめちゃくちゃ重たかったです

社員の人に、絶対落とすなよと言われました。

大事な商品ですから当たり前なのですが、凄くプレッシャーに感じましたね。

そして家の中を通り、床や壁に傷をつけないように運ぶ訳です。非常に神経を使います。

やっと終わったと思ったら、すぐに次のお客様のところに行かなきゃいけないんです。一息つく暇もありません。

キツいポイント その2 社員さんイライラ

この仕事、初めのうちは社員さんも気さくに話しかけてくれていたのですが、だんだんイライラしてこられるのです。

道が渋滞していてイライラ、道が狭くてイライラ。

しかしやっぱり1番のイライラポイントは、相方の私がトロいせいで予定以上に時間がかかってしまうことです。

当時家電を運んでいたトラックにはナビがついておらず(今もそうなのかもしれませんが)地図でお客様のご自宅を探し、移動していました。

そしてその地図を使い、住所を元に家を探すのが助手席に座っていた私の役目なのですが、これも時間がかかってしまっていました。

私は極度の方向音痴で、車を運転し始めたばかりの頃からカーナビを愛用していました。急に地図を見ろと言われても戸惑うばかりでした。

最後の1件がどうしても見つからず、社員さんに相談するとあっという間に見つけられた、ということもありました。

キツいポイント その3 仕事終わらず

多分この仕事のスタートは朝9時位だったと思うのですが、夕方、そして夜に差し掛かっても、なかなか終わりませんでした。

そしてあまり遅くなるのもまずいので、応援が呼ばれました。

応援にはおそらく先に仕事を終えたであろうベテランぽい2人が来てくれました。

そして私たちをフォローしながら見事に仕事を終え、帰って行きました。

その時私は自分のせいでこうなったと思い、情けないやら恥ずかしいやらですごく落ち込みました。

実は…

そして実は私はこの家電運搬の仕事を2回やっています。

1回目が十分キツかったはずなのに、何故かもう一度やろうとしてしまったのです。

当時の心境は今となってはよく覚えていませんが、
「1回経験したのだから2回目はもっと上手くいくはず」
そう思っていたのかもしれません。

でも2回目も1回目とおなじように超キツかったです。

上に書いたキツいポイントはほとんど1回目と2回目共通です。

確かこの仕事日給8000円位だったと思うのですが、多分もう2度とこの仕事をすることは無いでしょう。

日給30000円でも嫌です。50000円なら少し考えます。