ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプの感想が書きたい話

今日はずっとやりたいと思っていた「週刊少年ジャンプの感想」を書いていきたい、という意気込みの話をさせて頂きたいと思います。(感想ではない)

ジャンプを読み始めたキッカケ

私が初めて少年ジャンプを読んだのは恐らく小学生の頃だったかと思います。

私の住んでいる地域では1年に1度お祭りがあり、子供達が獅子舞を披露することになっていたのですが、その練習のために子供達は週に数回、夕方から夜くらいの時間に近所の公民館に集まっていました。

その公民館にジャンプが置いてあったのです!

今思えば何故ジャンプが公民館に置いてあったのか、全くもって不明です。

ただ当時の私は、獅子舞の練習の合間に夢中でジャンプを読んでいましたね。るろうに剣心が載っていたのをよく覚えています。

ちなみに私が「漫画」というものに初めて触れたのは、ジャンプを初めて読む更に数年前、親と一緒に近所の廃品回収を手伝い、一冊だけ紐で縛らず、そのままポンと置いてあった「コミックボンボン」でした。

今となっては、漫画の内容はほとんど覚えていないのですが、人生で初めて読む漫画というものが面白すぎて手伝いそっちのけで読んでましたね。

私と少年ジャンプ

中学生、高校生のうちは本屋でざっと立ち読みする程度でそこまで毎週真剣に読んでいませんでした。

というのも小学校5年生から野球部に入ってまして、中学、高校でも野球を続けていたからです。小学生の時は正直練習はそこまで厳しくなかったのですが、中学から毎日のように練習していたため、あまり集中して漫画を読むことはありませんでした。

あとたしか私は小学5年生くらいから親からお小遣いをもらうようになったのですが、お小遣いをもらうようになってからは漫画は自分で買うようになりました。

お小遣いの額は、小学5年時は500円、6年になると600円。
中学校に入ると1年は1000円、2年2000円、3年3000円。
高校に入ったら1年から3年まで3年間5000円でした。
結構周りもそんな感じでしたね。

そうなると、500円1000円のお小遣いで1冊290円のジャンプはちょっと高いですよね。(当時はもう少し安かった気もします、250えんくらい?)

大学時代以降はアルバイトもしていたので、ある程度自由に使えるお金もありましたので、ジャンプもよく買って読んでいました。

多分これぐらいの頃に「DEATH NOTE」がジャンプで連載されはじめ、すごく話題になっていましたね。私も毎週夢中で読んでいた記憶があります。
あと「HUNTER×HUNTER」も大好きなのですが、この頃にはすでに休載が目立つようになっていましたね。

社会人になってからは一時期ジャンプから離れていた時期もありましたが、
前述した「HUNTER×HUNTER」が掲載されている週だけは欠かさず読んでいました。

そして今現在、再び毎週ガッツリ読むようになったと、そういった訳です。

多分一生読むと思います。

2倍楽しめる

そんな私ですが、社会人になるぐらいからインターネットで色々な
ジャンプを読んだ感想が載っているサイトを見るようになります。

ジャンプを読んで面白かった後に、他の人の感想や考察を見ることで
「なるほどな…そういう見方もあるのか…」と違う視点から楽しめる、
2倍楽しめる訳ですね。

特に「HUNTER×HUNTER」などはかなり考察が盛り上がる漫画でした。今でも連載時はそうですが。

その中でも作家、漫画原作者、ゲームデザイナーなど様々な方面で活躍されている架神恭介(かがみきょうすけ)さんが書かれていたジャンプ感想がとても面白く毎週読んでいました。

面白くない漫画に対しては、かなり辛辣なことを言ったりもするのですが、漫画全体の感想、1話ごとの考察もあり、なかなか考えさせられる時もありました。

時に「俺はすごく面白いと思うけど、架神先生の評価は低いな」と言う時もありました。でもそれは人それぞれですからね。(年上だし先生と呼ばせて頂く)

しかし架神先生なのですが2016年のジャンプ15号の感想を最後に、感想をサイトに載せるのを辞めてしまいます。

その理由は週刊少年チャンピオンで、架神先生が原作の
放課後ウィザード倶楽部という漫画が連載を開始したからです。

四大少年漫画雑誌、その一角である少年チャンピオンで連載が始まる…。

さすがにライバル誌であるジャンプの感想をサイトに載せる訳にはいかない…、ということらしいです。当時、ちょっと残念な気持ちになりましたね。

そして架神先生がジャンプ感想の最終回で
「ジャンプの感想を書くと、言語化能力が発達したり、論理的な思考が育ったり、仕事が増えたり、彼女が出来たりイイこと一杯あるよ!」
といった事を書いていたことも手伝い、
「いつか俺もジャンプの感想をサイト(ブログ)に載せて、沢山の人に読んでもらいたい!」と思うようになったのです。

架神恭介先生の作品

最後に架神恭介先生のお仕事について、もう少しだけ説明させて頂きたいと思います。

私が思うに恐らく架神先生の作品で最も有名なのが小説、漫画原作でもある
ダンゲロスシリーズ」なんですが正直ちょっと人を選ぶ内容と言わざるをえません。

大まかにいうと常人にはない特殊能力を持った魔人と呼ばれる者たちのバトル系の漫画なのですが(実際にはもっと細かい設定があります)、
その能力が、小学生女子のおしっこを操るとか排泄物を投げつけてそれを燃やすとか能力の内容がかなり偏っています。

ただ、私は横田卓馬先生の作画で描かれた漫画版を読んだことがあるのですが、漫画の方は面白かったです。横田先生のタッチだと際どい内容でも読みやすいです。

漫画が好きな方は、少しだけでも読んでみる事をお勧めしたいです。

あと架神先生なんですがちょっと調べたら今でもジャンプの感想を
「PIXIV FANBOX」で書いておられました。

PIXIV FANBOXとは支援者からの継続的な支援でクリエイターを支える
ファンコミュニティのことです。

架神先生のジャンプ感想はこのPIXIV FANBOXで月1000円の有料会員に
なれば読むことが出来るようです。

ただ、私はしばらくの間は架神先生のジャンプ感想は読まないようにしようかと思っています。

別に1000円が惜しい訳ではありません。架神先生がジャンプの感想をまだ書いてくれていると知ったときは素直に嬉しかったですし、またあの感想が読めるのであれば1000円はむしろ安いのでは?とすら思っています。

ただ、今の私が読んでしまうと、これから自分でも書こうと思っている
ジャンプの感想が架神先生の感想の影響を大きく受けてしまいそうでそれがちょっと怖いです。同じようなことばかり書いてしまうのではないかと。

架神先生は有料の状態でやっておられるので、それを私がもしほとんど同じようなことを無料で書いてしまったら、それはとてもよくないことです。

もちろん架神先生ほどの文章力は私にはないので、敢えて真似しない限り
そんなに同じようにはならないと思いますが、やはり気になってしまうので
しばらくは見ないで自分の言葉だけで書かせて頂きたいと思います。

でもHUNTER×HUNTERが連載再開したら1000円払って読んじゃうかもしれません。