自己紹介

私の半生(3) 最初の仕事を辞める

大学卒業後は富山県にある小さな金融機関に就職し、渉外係に配属され、一生懸命働いていました。
渉外というのは、取引先に伺い相談に乗ったり、担当しているお客様のご自宅にお伺いして、定期預金や定期積み立てのお願いをする、営業のような仕事です。

基本的に外回りは自転車(ママチャリ)でやっていました。車の数に余裕があまりなかったんです。基本雨の日や風がふく日も自転車でした。結構肉体的にはキツかったですが、顔見知りのお客様から声をかけてもらったりしてそれは楽しかったですね。

最初のうちはよかったんですが、働き始めて1年を過ぎた頃から、定期預金、定期積み立て、通帳、カードローンなど外回りで獲得してこなくてはいけないノルマがどんどんきつくなって、上司から叱責されることも多くなり仕事帰りに落ち込むことが多くなりました。

ある時、仕事帰りに本屋の駐車場であまりの辛さに泣いてしまうことがあって、その時に仕事を辞めさせてもらうことを決めました。

勤務していたのは、2年と5ヶ月間でした。

その後しばらくは仕事をせず、しばらくの間自堕落な日々を過ごすことになります・・・。