今日、私ライオネルがブログを読んでくれているあなたに紹介したい漫画は現在週刊ヤングジャンプで好評中の「スナックバス江」です!
作者はフォビドゥン澁川(しぶかわ)先生です。
ジャンルはギャグ漫画です。
フォビドゥン澁川先生は以前にもヤングジャンプで
- パープル式部
- てらほくん(同誌の漫画であるテラフォーマーズのスピンオフ作品)
という2本のギャグ漫画を連載されていました。
私はこの2本の漫画も読みまして、どちらもとても面白かったのですが、
スナックバス江が1番面白いと思っています。
スナックバス江とは?
スナックバス江の舞台は文字通りスナック。
スナックに行ったことがない人もいるかと思いますが、
スナックとはスナックバーの略。カウンター付きの飲食店のことです。
アルコールの提供も行われています。
法律上の大別では、深夜における酒類提供飲食店営業をしている店、と
いうことになります。
お店の責任者は女性が多く、一般的に「ママ」と呼ばれます。
お酒を飲み、お通しや軽いおつまみなどを食べながら
ママや他の店員の女の子とおしゃべりをしたり、カラオケを歌ったり。
そしてスナックでは見知らぬお客さん同士で、話が盛り上がったりすることもあります。これはキャバクラなどではまずないことですね。
ちなみに深夜酒類提供飲食店営業とキャバクラなどの風俗営業は兼ねることは法律上兼ねることは出来ないので、スナックでは女の子はお客さんの隣に座ることは出来ず、カウンター越しの接客となる訳ですね。
どんな漫画か?
スナックバス江があるのは、北海道の札幌北24条。
場末のスナックとして描かれています。
場末というのは、都市の中心からはずれた所。町はずれのことです。
場末のスナックだから、スナックバス江という訳ですね。
実際のスナックに行った時に、場末という単語を使うとあまりいい顔はされないと思います。
登場人物(クセの強い従業員)
主人公は、スナックで働くチーママの明美さん。
美人なのですが、基本なかなかの毒舌で前の前の彼氏の借金を背負っているという経歴の持ち主です。
そしてバス江ママ。(バス江が名前なんですよね)
そこそこ年配のようなのですが、サングラスにリーゼントというインパクトの強い外見をしています。
5話からアルバイトとして入店してくる天野小雨(あまのこさめ)。
まともなアルバイトのように見えて、メンバーになかなか辛辣なツッコミをしてきます。
上記3名がスナックバス江のスタッフです。
登場人物(クセの強い客)
まず、第1話から出ている若いサラリーマンの山田。
恐らくこの漫画で1番の常識人であるキャラですね。基本的には他のキャラにツッコミをしています。
続いてタツ兄。スーツ姿の中年の男性です。おじさん特有の加齢からくる自虐的なトークが多いです。
眼鏡に天然パーマ、やや変わった関西弁を話す森田。性交渉の経験がないいわゆる童貞で、明美にアプローチしていますが、まともに相手されていません。
上記3名が常連ともいえるメンバーなのですが、他にも
- ダグラス浜田という謎の人物の書く書籍に全面の信頼をおく
東美樹 - ラッパー風の外見をしているカワちゃん、短期間で太ったり痩せたりして周りを驚かせます
- 山田の先輩社員である風間、日焼けした外見で仕事は出来ない様子、この作品では珍しい既婚者。
- 冗談ばっかり言うけどたまにマジになる堂島のお爺。
などなどクセの強いメンツが盛りだくさんです。
止まらないボケとツッコミのマシンガン
この漫画はボケとツッコミの応酬がとにかくすごいです。
ボケとツッコミがそれぞれ決まっている訳ではなく、目まぐるしく入れ替わるのでポンポン笑いが生み出されています。
またかなりのメジャーな漫画雑誌であるヤングジャンプで掲載されているのですが、なかなか際どい下ネタも多いのですが、ギャグ漫画的な絵柄のおかげで結構受け入れられますw
また以前紹介した忍者と極道のようにルビ芸もキレがあります。
まずお試しに単行本1巻分だけ読んで頂ければと思います。