先日、父と会ったときに「まだタイヤ替えないの?」と聞かれました。
ここで言うタイヤを替えるとは車のノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに替えないのか?という意味です。
父と話し合い、近日中に実家に車を持っていき、一緒に替えてもらうことにしました。
私も車に乗って長いのですが、未だに1人でタイヤ交換出来ませんw
まあ、やろうと思えば出来るかもしれませんが、タイヤ交換は結構重労働ですし、「しっかりタイヤが着いてなくて走っている間に不都合が発生したらどうしよう」という不安があるので1人でやるのはどうしても不安なんですよね。
私が住んでいる富山県は日本有数の豪雪地帯です。
といってもここ数年困るほど降ったことは数えるほどしかないと思います。
親が子供だった頃は今に比べると相当ヤバかったみたいです。
今日は雪が降った時のことを書こうと思います。
雪国での生活
三八豪雪(さんぱちごうせつ)という言葉があります。
昭和38年1月を中心にめちゃくちゃ雪が降った時期のことを指した言葉です。
全国的にかなり雪が降ったそうですが、特に北陸地方ではとんでもない量の雪が降ったそうです。
調べてみると富山県では、富山市186センチ、高岡市伏木225センチ
新潟県では三条市245センチ、長岡市318センチというとてつもない記録が出ています。
富山の年配の方はよくこの三八豪雪の話をされます。
「もう雪が降りすぎて玄関から出入り出来んから2階の窓から出入りしとったw」という話を楽しそうにされたことがありますw
私が生まれてからはそこまで降ったことはないようですが、それでも雪が降って大変な思いはしたことは多くあります。
- 子供の頃
小学校の頃、雪が降ると通学はかなり大変でした。
私の実家から通っていた小学校までは当時確か40分くらいかけて歩いて登校していたと思います。近所の他の子と一緒の集団登校です。
小学生にとって40分かけて歩いて登校するというのはなかなか大変なことです。雨の日は雨合羽を着て歩いていました。
しかし、雪が積もるとその大変さは更にアップします。
まず歩きにくいです。当時、雨や雪の日は長靴を履いて登校していました。
雪が積もっている場合、長靴の上の隙間を覆うようにカバーを着けて歩いていました。長靴の中に雪が入るのを防ぐためです。
除雪してある道もあるのですが、学校までの道のりの中で積もった雪の中に足を突っ込んで歩いていかなくてはいけない場面も多々ありました。
もうめっちゃ足冷たかったですし、登校するだけで大変でした。
あと雪が降ると単純に寒いです。風が強い日もあり、かなり辛かったです。
手はあかぎれになったし、足はしもやけになりました。
子供の頃、よくあんな寒いのに登校できたなと今では思います。
今同じことをやれと言われても断固拒否しますねw
ただ、学校ではお昼の休み時間に外で友達と雪合戦も出来ました。
それは純粋に楽しかったです。
- 車の扱い
冬場に外で車を停めていると、車に雪が積もります。
雪国の車にはこの時期恐らくみんな「スノーブラシ」を積んでいます。
コレが無いと雪下ろしがかなり大変です。手で下ろそうとすると手がキンキンに冷えます。
あとは凍ったガラスを溶かす解氷スプレーなどもありますね。
こういった物は全国共通なのでしょうか?
暖かい都道府県の人達にはあまり馴染みのない物かもしれませんね、ちょっとそのあたりはよく分かりませんが。
雪が積もると道路沿いでスリップしている車を多く見かけます。
アクセルを踏んでもタイヤが空回りしてしまうわけです。
今まで何回か車を押してあげたこともあります。
上手く車を道まで戻せるケースもあるのですが、結局JAFを呼ぶことになるケースの方が多かったですね。
- スキーは上手くなる
富山に住んでいるとスキーやスノーボードに触れる機会は他の都道府県より多いと思います。
私は小さい頃、父にスキーに連れて行ってもらい、父の友人のスキーのインストラクターさんに教えて貰い、一通りスキーが滑れるようになりました。
大人になってからはスキー板やスノーボードをレンタルすることも多かったですが、子供の頃はMYスキー板持ってました。
スキーに行くのは結構好きでしたね。
スキー場の食堂で食べるカレーは美味しかったです。
海の家で食べる焼きそばが美味しいのと一緒です。
スキー靴で歩くのはなかなか骨が折れる作業ですけどねw
こうやって考えると雪国に住むのは苦労も楽しみもある、そんなところでしょうか?