忍者と極道の記事更新ばかりで申し訳ないんですが、最近の忍者と極道がとにかくアツいので、ここらで一度私なりの考察記事を書いていきたいと思います。
先読みを含めた最新話までのネタバレが含まれますのでご了承の上、ご覧下さい。
よろしくお願いします。
幡随院孤屠という人物について
第46話｢パレード｣の回にて初めて本編の方に登場した幡随院孤屠と思われる人物。
疑問① 46話の謎の人物は幡随院孤屠本人か？
まず、『幡随院孤屠本人なのか？』という疑問が生まれますが私個人の意見として本人である可能性が極めて高いと思っています。
忍者と極道のストーリーに幾度となく登場するアニメ
プリンセスシリーズ第6作目｢フラッシュ☆プリンセス！｣。
そのシリーズ構成を務めた、悲劇的ながらも刺激的な作風から
終焉の脚本家（ライター）と呼ばれる男、それが幡随院孤屠です。
彼の名前が最初に出てきたのは第5話優しい男共（前編）で
フラッシュ☆プリンセスの第3話について語るシーンでした。
主人公の師匠を宿敵が殺す…！！この回はシリーズ構成の幡随院が執筆し
”終焉の脚本家”の異名にふさわしい悲劇性が話題に、と話しています。
しかしこの時点では幡随院についてはほとんど分かりません。
彼についてよく分かるのは単行本1巻の本編と次巻予告の間のページ
そして単行本の表紙、裏表紙の情報がメインになっています。
まずは1巻の本編と次巻予告の間に1ページだけ書かれたメモから見ていきたいと思います。
焼け跡に残されたメモ
まずどのようなメモなのか右上に説明があります。
”終焉の脚本家”幡随院孤屠の自宅焼け跡から見つかった、
｢フラッシュ☆プリンセス！｣アイデアメモと思われる遺稿。叩きつけるような筆致から鬼才・幡随院孤屠のプリンセスシリーズへの熱い情熱が垣間見える。
そしてメモなのですが焼けていてところどころ読めません。
読めるところを抜粋します。
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殺し合う宿命に
｢ ｣び｢ ｣う光景が見たい その為に生きてきた
2度しくじった。
次こそは。
民守る正義
社会からはぐれし孤独な正義
戦いが進む程に
重なる憎悪、仇敵、
仲間が残した想い、絆、
それらを｢ ｣え｢ ｣は存在し得るか？
テロリズムとは社会から孤立せし者共
｢我ここに有り｣という叫び
それは大国をも揺るがす圧倒｢ ｣
任侠 暴走族 殺し屋 この国が
闇医者 芸能 格闘 壊れても
構わない
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荒々しい文字でこのように書かれていました。
色々と書かれてますが最後の方の6つのワードは
任侠＝夢澤 暴走族＝殺島 殺し屋＝ガムテ
ですよね。
そうなると闇医者、芸能、格闘が残りの破壊の八極道ということなんでしょうね。
現在判明している八極道は4人、そしてこの3人が加わりますと、残りは1人です。
残りは金融、もしくは不動産関係でしょうか？
（第20話の左虎の台詞から）
そしてこのメモが残されたとき、彼と思われる遺体が見つかったそうです。
死んだはずの男
単行本2巻の裏表紙には
｢この人の話を聞け！！｣第108回 今月の｢この人｣幡随院孤屠
というインタビュー企画が載っています。
そしてそのインタビューの最後に
｢このインタビューの翌日、東京都杉並区の幡随院孤屠氏の自宅アパートが不審火により全焼。焼け跡から幡随院氏と思われる焼死体が発見された。遺体には数十カ所の刺し傷と打撲痕があり、歯も全て折られた無残な状態だったという。｣
単行本2巻 裏表紙より引用
｢『仮面ファイター龍王』『フラッシュ☆プリンセス！』というアニメ特撮史に輝く名作を遺した鬼才・幡随院孤屠史のあまりに早すぎる、惜しまれる死であった。アニマージュ編集部一同、心からお悔やみ申し上げます。
と書かれています。
しかし、この部分を読んだ忍極構成員の多くは｢死んでいない｣と予想していたと思います。
遺体の歯が折られているというのは本人ではない、というフラグだと思っていましたｗ
だから私はその時からいつか本編にも出てくるのではないか、と予想していたのですが、46話は読んでいて真実（マジ）で衝撃的でしたね。
そういった経緯から私は本人だと思っています。
極道側か、忍者側か
他にも疑問はあります。
疑問② 極道側、忍者側どちらの人間なのか？もしくはどちらでもないのか？
まず気になるのは幡随院という名前です。
幡随院という名前の人物は彼以外にもう一人本編の方に出てきます。
それが江戸時代の始祖の極道 江戸一の大任侠 幡随院長兵衛。
今も生きる忍者の長である裏江戸守護番 神賽惨蔵と闘い、忍者と極道の
長きに渡る死闘を生み出すキッカケとなった人物です。
その人物と同じ人物名字ですので、長兵衛の子孫、もしくは血縁者である可能性もあります。
46話で｢そうだよ 神賽惨蔵｣と語りかけていたことからも忍者側の人間とは思えません。
となると極道側、もしくはどちら側にも属していないということになります。
そしてTwitterで他の方の考察などみていたのですが、
第40話の｢ANTIｰHERO｣で極道さんの乗る車を運転している男
顔に火傷のような痕があります、そしてフラッシュ☆プリンセス！のことも詳しいようでした。
この男こそ幡随院孤屠ではないか？という予想をされている方がいらっしゃいました。
かなりあり得ると思います。
そうなると極道側の人間となり、もしかしたら破壊の八極道の一人、という可能性もありますね。
脚本を書く能力
そして気になるのは
疑問③ どのような能力か？
ということです。
もし惨蔵の感じたとおり、忍者くんの授賞式での闘い、そして帝都高での聖華天との闘いが彼の筋書き通りだったとしたら…。
それは彼の極道技巧（スキル）によるものなのか、それとも別の能力か、
さらには大きな権力、財力によるものなのか。
今のところ全くもって分かりません。
ただ、もし彼が人を自分の思い通りに動かせるとして。
その力は絶対ではないようです。
焼き跡に残されたメモ、単行本の表紙、裏表紙を見ると
｢2回しくじった。次こそは。｣
｢結局うまくいかなかったなあ。｣
｢あーまた失敗した｣
などと失敗を振り返っての発言があるのが分かります。
それらのことから
幡随院孤屠は人の行動を思い通りに出来る能力（極道技巧かどうかは不明）を持っているがそれは確実ではない
そのように予想します。
この点は今後明らかになっていくと思います。
これからも忍者と極道から目が離せませんね！
