好きなモノ

私とパチンコの関係 その2

昨日の更新では、社会人になりパチンコにハマり始めるまでを書かせて頂きました。今回はその続きとなります。

よく行くようになる

社会人になってパチンコに行く機会の増えた私ですが、ほぼ同時期に私の生活に大きな変化がおきます。

最初に勤めた信用金庫を退職したのです。

退職してしばらくは自発的な何もすることもなく、ハローワークの職員の人の支持通りに就職活動を行っていました。

無職であるのは今と一緒ですが、当時は今と違うのはパチンコの状況が
今よりも大分良かったのです。

状況がいいというのは、簡単にいうと勝ちやすい時代であり、パチンコを打つ人口も今より多かったのです。

20数年前、平成初期、パチンコ・パチスロが最も熱かった時代。

そこまでではないにしろ、当時は今よりは大分勝ちやすかったと考える人は多いです。私もそう思います。

無職ですから時間はあります。信用金庫で働きながら貯めた貯金を結構使ってしまった記憶があります。

その時、麻雀漫画の「坊や哲」の台を打っていましたね。(また漫画の台w)

漫画の方にかなりハマってまして、パチンコにもそのままハマりました。

面白い台でしたが、正直そこまで買った記憶はありません。

パチスロにも手を出す

パチンコについて大体分かってきた私はこう考えるようになりました。

「パチスロも打ってみたい」

パチンコが置いてあるお店には経験上100%パチスロも置いてあります。

(パチスロだけの専門店は何軒か行ったことありますが、パチンコの専門店
 は見たことありません。)

最初は友人に教えて貰い、5スロで練習しました。

5スロというのはいわゆる低貸しのスロットです。

パチンコはお金を出してパチンコ玉を借りて行いますが、パチンコはメダルを借りて行います。

通常パチンコ玉は1個4円、パチスロのメダルは20円です。

つまり千円札1枚使った場合、パチンコ玉は250発借りられますし、メダルは50枚借りられます。

しかし、低貸しというもっと安い金額で遊べる、パチンコ、パチスロのことを指します。

代表的な物はパチンコだと1玉1円の1ぱち、そしてメダル1枚5円の5スロです。

つまり通常のパチンコ、パチスロに比べ4分の1の値段で借りられる、4倍長く遊べる、という訳です。

20スロに比べて5スロは同じ時間遊んで負けた場合、負け額は4分の1になり、勝ったときの勝ち分も4分の1になるので、ローリスクでローリターンな勝負となります。

だから私は20スロではなくまずは5スロでパチスロの練習をしました。

パチスロを打つ練習

なぜパチスロを打つのに練習が必要なのか?

それはパチンコと違い、パチスロには「目押し」という技術が必要だったからです。

パチスロは海外のカジノに置いてあるスロットゲームのように、メダルを入れてレバーを倒すと、3つのリールが回転します。
(4つの台もあります。)

そのリールに描いてあるマークを見て、ぴったりのタイミングでボタンを押して止める、それが目押しです。

このようにリールには沢山のマークが描いてあるんです。

それをタイミング良くボタンを押して1つずつ止めるんですね。

どうしてこの目押しが出来る必要があるかというと、これが出来るか出来ないかによって全然収益が違ってきます。

簡単に説明すると、パチスロもパチンコと同じく、ボーナスつまり当たりを目指し打っていくのですが、その当たりを目指して打っている通常時に
小役」を狙って打たなくてはいけません。

パチスロのリールには、数字の7の他に、スイカ、チェリー、リプレイ、
ベル、バー、ハズレなどがあります。

小役とはこの数字の7以外のもののことです。
(小役の定義は曖昧なところもありますが、このブログでは7以外全て小役とします。)

リプレイが揃うとメダル無しでもう1度リールが回せます。

ベルが揃うと何枚かメダルを獲得することが出来ます。

リプレイとベルは揃えようとしなくてもリールが勝手に揃えてくれます。
(あくまで今の時代の一般的なパチスロの話です。例外もあります。)

狙って揃えなくてはいけないのは、基本的にスイカとチェリーです。

スイカとチェリーを引くことがボーナスのきっかけになり、ボーナスがそろう、というのが基本的なパチスロの流れです。

揃えられなくてもほとんどの場合ボーナスはちゃんと抽選され、当たるときは当たるのですが、スイカやチェリーを揃えられない場合、1枚~3枚くらいのメダルを得られないことになります。

それは何時間も打っていることを考えると、かなり大きな損失です。

メダル1枚20円ですから、ちりも積もれば山となる、ということです。

当時、練習で打っていたのは5スロのエウレカセブンの台でした。

これもアニメが原作の台ですね。

スイカを取りこぼしたとき、台が「取りこぼしてないかな?」などと
台詞を言ってくれる親切な台でした(笑)

そして私は1人で少しずつ目押しの腕を磨いていったのです…。