私が大好きでしょっちゅう読んでいる漫画「忍者と極道」ですが前回の更新で遂に
100話に到達しました!おめでとうございます!
私は忍者と極道はアプリのコミックDAYSで全て読んでますし、紙の単行本も全部読んでいます。
いつかはアニメ化すると思っているのですが今のところ発表はないですね、気長に待ちましょう。
今回はそんな忍者と極道の私ライオネルの個人的な名言集を書いていきたいと思います!
よろしくお願いします。ネタバレ含まれます。
お前も優しい 待っていてくれた…!!
この台詞は単行本2巻、第8話「猫鼠宣戦」での夢澤恒星の台詞です。
これから始まる忍者(祭下陽下)との闘いの前に恵介、高志、仏茶の3人の3人に“男水”という架空のスポーツドリンクを買いに行かせる夢澤。
その様子を見ていた陽下に
「あの子供達…逃がして…あげたんだね」
「君は 優しいね」と言われた後の夢澤の返答です。
この後2人は“裏社会の礼儀”に従い、お互いに名乗りあった後命をかけて闘うことになります。
その闘いは凄惨であり、夢澤も舎弟も陽下も全員が命を落とすことになるのですが全員満足げに死んでいくところが印象深いです。
優しい2人の男が静かに優しい会話をした後、熱い闘いの火蓋が切られる雰囲気がすごく好きなんですよ!
それでもオレは てめーらをブッ殺さなきゃなんねーのさ
これは単行本6巻、第52話「バトルクライ」での邪樹右龍の台詞です。
“割れた子供達”(グラスチルドレン)の毒(ブス)と天使(アンジェ)の2人を相手に追い詰められる右龍。最後に「さあ 呪詛の言葉は?」と糞台詞(ユイゴン)を聞こうとします。
そう言われて右龍は
「…………」
「そ~だなァ~~……」
「理解る(わかる)ぜ」
「てめーらのその眼ーー見りゃ理解る てめーらが…どんな人生(みち)歩いてきたか」
「他の誰かをブッ殺さなきゃ ブッ殺して否定しなきゃ生きらんねー」
「そうしなきゃ正気保てねーほどの人生(みち)を生きてきた ……そんな眼だ」
右龍の言葉は続きます。
「『もっとつらい人生でも真っ当に生きる人はいる』…なんて言う気は更々ねェーよ』
「そんなのは運がよかった奴の戯言だ」
「捻曲がんねーだけの“何か”と巡り逢えた」
「そんな……運がよかった奴の戯言だ」
「てめーらのことは理解する」
「……理解するがよォォ~~……」
「それでもオレは てめーらをブッ殺さなきゃなんねーのさ」
と続きます。
右龍なんですが、毒と天使との闘いの前の他の割れた子供達との闘いの際、
「…忍者っちと同年代(オナイ)くれーの子供(ガキ)ばっかだこいつらー ……」
と何か思うところがあるような描写があります。
右龍のこの台詞には彼の忍者としての信念と、そして彼自身の優しさの両方が見えるような台詞ですね。
あの子は 私の息子だ
単行本8巻 第72話「月虹」の輝村極道の台詞です。
この72話ではガムテと極道さんの真の関係が明らかになる回で、
私が今まで忍者と極道を読んできて
一番衝撃が大きかった回ですね。
過去の回想シーン、ガムテが極道を襲い、護衛の夢澤に大怪我をさせます。
その際、ガムテを返り討ちにし気絶させた極道は“割れた子供達”である大臣に
ガムテを割れた子供達に加入させるよう指示を出すのでした。
その後ガムテの母親が“男狩り”(マンイーター)と呼ばれるとんでもない娼婦だったことが明らかになります。
(ガムテの外伝では極道が14歳の時にナンパしてきた行きずりの逆ナン女、とだけ描かれていました。)
そしてガムテは極道の命を狙い続けるのですが、その度に極道にやられます。
その様子を見ていた夢澤と殺島は心を痛めるのですが、“怪獣医”は極道のあの姿こそ
「愛」なのだと説明します。
そして極道とガムテが実は血の繋がりがないことを証明したDNA鑑定の結果報告書を2人に見せるのでした。
それを極道に見せようとした際、この台詞が生まれた訳です。
極道は最初、ガムテに冷たい態度をとっていると私も他の読者の方々も思っていたと思うんですけどこうなってくると話が変わってきますよね!
考えてみると極道さんはガムテに対して確かに冷たいけど親子であることを否定したことは一度もないんだよなあ。
いかがでしたでしょうか!
今回の記事を書いていて書きたい名言がもっともっとあることにも気づいたで名言集その②、その③と書いていきたくなりました!
そして重要なことなんですが、
忍者と極道 最新単行本11巻は1月11日に
発売予定となっております!!!
表紙は覇世川左虎!!!
皆さん予約しましょう!!!