今日もオススメ漫画を紹介していきたいと思います!
今日紹介するのは和月伸宏先生、ストーリー協力 黒碕薫先生による
「るろうに剣心 ー明治剣客浪漫譚・北海道編-」です。
るろうに剣心は元々週刊少年ジャンプで連載しており、アニメ化、実写映画化もされた超人気作品ですが
その作品の続編がジャンプスクウェアで連載していることは知らない人も多いのではないでしょうか?
ネタバレ有りの記事になります。よろしくお願いします!
あらすじ
時は明治十六年。
2人の少年が東京府 小菅集治監(とうきょうふ こすげしゅうじかん)から出てきました。
(集治監というのは今で言う刑務所ですね。)
長谷川 悪太郎(はせがわ あくたろう)、井上 阿爛(いのうえ あらん)。
2人は話しながら歩いていくと1人の少女から話しかけられます。
その少女は2人のことを知っているようです。
しかし2人は彼女と別れ、街中を歩きますがお金のない2人は町外れの
-落人群ー(スラム街のような場所)にたどり着きます。しかし、
その場所にはさっきの少女が先回りしていました。
彼女の名は旭。とある“賊”の残党。
最盛期はその数千人 最新の武器と戦艦を備え
超人じみた暗殺部隊を抱え 明治の世を転覆させて
国を盗ろうと企て政府を 恐怖と混乱に陥れた
世紀の大逆賊ーーー
本編より引用
(つまり前作の志々雄 真実の一派です)
旭はお腹の空いている2人におにぎりを差し出し、悪太郎にあなたが隠し持っている「お宝」と交換だと話を持ちかけます。
しかし悪太郎に心当たりはありません。
そこに旭と入れ替わりになる形で蒲原(かんばら)と呼ばれる男が現れます。
蒲原は力尽くで悪太郎からお宝を奪おうとしますが、悪太郎は蒲原は一瞬でねじ伏せます。
阿爛から「“お宝”が財宝とは限らないよ その“賊”のアジトから何か持ち出してない?」
そう聞かれます。
そして小菅集治監に場所を移した旭と族長の会話から悪太郎がアジトから持って行ったのが
あの志々雄真実の愛刀「無限刃」であることが明らかになります。
悪太郎はその無限刃を神社の地面の中に埋めて隠していました。
そして悪太郎と阿爛はその無限刃を売ってまずは飯を食おうとするのでした。
ここまでが第一話のあらすじです。(大分端折りましたが)
第一話では前作の主人公である緋村剣心はまだ登場しません。
この作品の魅力
るろうに剣心という作品は、私がまだ中学生位の頃ですかね、アニメ化して大人気だったんですよ。
アニメそのものの出来映えも良かったんですけど、OPテーマ、EDテーマも名曲が多かったです。
JUDY AND MARYのそばかす、T.M.RevolutionのHEART OF SWORD~夜明け前~、
そしてSIAM AHEDEの1/3の純情な感情など間違いなく名曲ですね!
この 「るろうに剣心 ー明治剣客浪漫譚・北海道編-」 なんですがほぼ完全に元々の漫画版の続編となっており
前作の漫画を読んでいないと登場人物の人間関係等分からないことが多いと思いますのでまず前作を読んだことがない方はそちらから読まれた方がいいかと思います。
私は最初、実は正直そんなにこの漫画は読む気はしなかったんですよ。友人から勧められて単行本だけ買ってあったんですけどしばらく本棚に立てっぱなしにしてありました。
その理由としては私は既に前作の漫画は全部単行本で読んでいたんですけど、
「綺麗に終わったなー」と思っていました。そこから続編を読むと「なんかちょっと違うなー」という気持ちになってしまうんじゃないかとそれが心配だったんですね。
あと若干ジャンプで連載していたときと絵のタッチが違っています。それもちょっと気になるところでした。
でも読んでみるとしっかり面白かったのでこうしてブログ記事に書くことにしました!
作者の和月先生も最初は続編を描かれるつもりはなかったそうです。
しかし実写映画化など色々なお仕事と関わるうちに描き方が見えてきたそうです。
ちなみにストーリー協力としてクレジットにお名前が書いてある黒碕 薫先生は小説家で
和月先生の奥様でいらっしゃるそうです。
第一話以降のあらすじを大雑把に書くと、とある理由により悪太郎たち、そして剣心たちは北海道に行きます。
そこで新たな闘いに巻き込まれることになります。そして前作の登場人物もメインキャラ、敵キャラ含めバンバン出てきます!
正直私は単行本最新刊の6巻まで読んだのですがこの漫画の主人公は悪太郎(途中で名前の漢字が変わる)なのか、剣心なのかあまりハッキリとは分かりません。そこはこだわらなくていいと思います。
気になる方はまず試し読みだけでもして頂きたいです!