就職活動

にっちもさっちも行かないので働くことにした その2

昨日のブログの続きです。

前回、ハローワークの外で派遣会社の方に声をかけてもらった私ライオネル。

営業担当のスタッフさんと会うことになりました。

別のスタッフさんと会う

前回声をかけてくれた派遣会社のスタッフさんと連絡先を交換し、その場を後にした私。

後日、連絡があり営業を担当されている別のスタッフさんと会うことになりました。

場所はこちらが決めていいということだったので、アパートからほどほど近い某ハンバーガーショップでお願いし、待ち合わせをしました。

先に着いて飲み物だけ注文し、座って待っていたのですがここで

「営業担当のスタッフさんとは初めて会う訳だし、オレの顔分からないよな」と思い、それらしき人が入って来られたらこちらから声をかけようと思い、入り口が見える席に移動しました。

しかし10分前くらいになっても入って来られる気配がないので、

「あれ、もしかして店の外の駐車場で待ってる?勝手に店の中に入ったら駄目だった?」

そう思い、ハローワークで知り合った方のスタッフさんに連絡し、もう中に入っていることを伝えました。

するとしばらくして営業担当のスタッフさんが現れました。聞くところによると、単純にコンビニで時間を潰していただけのようでした。

このように始まる前に勝手に一人でアタフタしていたのですが、そのまま話し合いが始まりました。

電話をかけてきた相手

話してみると、この営業担当のスタッフさん「Oさん」は私と同い年でした。非常に明るく話しやすかったです。

仕事先としては主に2件紹介されました。(両方とも派遣会社)

1件目は飲料水を扱っている製造会社。こちらは私のアパートからかなり近く通勤が便利そうでした。

仕事内容もそこまで難しくはなく、私でも覚えられそうでした。

しかし時給が安く、勤務時間も安定してはいない、という問題がありました。

2件目は薬剤関係の製造会社で、こちらは時給が高く人気の職場だそうです。

ただそれ故にすぐに埋まってしまい、本社と支社がある内の支社の方しか今空いていない、しかも私以外に他に応募する人が決まっているそうです。

本社の方は私のアパートから近いのですが、支社の方は大分遠かったです。

話し合いをした結果、とりあえず1社目を見学に行き、2社目の本社が空いたらすぐに連絡をもらい、というお話をしました。

そんな話をしているとOさんのスマホに電話がかかってきました。

「ちょっとすみません。」と断りを入れ、電話に出るOさん。

しばらく話していて、ふいに私の方を向き

「ライオネルさん、○○って知ってます?」(勿論実際は本名で呼ばれています)

「え?」 聞き慣れない人の名前を言われ、動揺する私。更に話を聞くと

「私の上司に当たる課長補佐の○○なんですけど、ライオネルさんの中学の後輩だと電話かかってきました。」

「え、野球部のですか?」

「そう野球部の」

何ーーー!本当に!!

驚きました。私の中学時代の野球部の後輩が会社で働いて、しかも結構偉くなっていたみたいです。

「ライオネルさんによろしくと言っています。」と電話を一旦切るOさん。

聞くと私が三年生の時に一年生だったとのこと、実質一緒に野球をしたのは5ヶ月間くらいでしょうか。

思い出そうとする

名前を聞いて、脳内にある中学の野球部時代の記憶を探る私。しかし、

「ダメだ、全然思い出せん…」

元々記憶力が悪い上に一学年下ならともかく二学年下だと一緒に野球していた期間も短いので、ほとんど思い出せませんでした。

かろうじて思い出せたのが、そういう名前の後輩がいたかな…くらいです。

向こうはこっちのこと覚えてるのにこっちは向こうのことを忘れている。

これは私の人生でしょっちゅう起きる出来事であり、その度にすごく申し訳ない気持ちになります。

本当に人の顔と名前が覚えられないんです私は…。

かくして私は中学校時代の後輩に仕事を紹介してもらうことになったのでした。→続く