未分類

「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」を見た感想書きました!

11月20日(土)にAbemaで放送された企画、「朝倉未来にストリートファイトで1000万円」という企画を見たのでその感想を書いていきたいと思います。

どのような企画か?

AbemaTVで「1000万円シリーズ」は数多くありましたね。

「亀田興毅を倒せたら1000万円」とか「朝青龍を押し出したら1000万円」とかありました。

でもいずれの企画も1000万円を獲得した人は現れませんでした。

そして今回の企画、相手は格闘家として現役で活躍している朝倉未来さん、ルールはストリートファイトということでした。

あまり細かいルールは説明になかったのですが、

  • 服を着た状態で闘う、服を武器として使ってもOK
  • 髪の毛を掴んでの攻撃も可

というところが一般的な格闘技と違うようでした。

私は格闘技が好きなのでこの企画はちょっと気になっていたのですが、
この番組無料じゃなくて有料、しかも3000コイン(3600円)するんですよ!

本来はもう少し高くて3750コイン(4500円)みたいなんですけどGoTOイベントキャンペーンの対象みたいで安くなってこの値段みたいです。

まあまあ高いですよね。ただ、ブログを書くネタにもなるし思い切って買いました。

始まってMCで千原ジュニアさんとゲストで岡田結実さんが紹介され、番組が始まりました。

今回、朝倉未来さんとストリートファイトで闘うのは、3人。

“会津伝説のけんか屋”久保田覚さん(25歳)、
元芸能人「EE JUNP」のメンバー後藤祐樹さん(35歳)、
そしてBigbangという格闘技団体のウェルター級チャンピオン、モハン・ドラゴンさん(44歳)

この3人です。

本来なら4人目として元KAT-TUNの田中聖さんも入っていたのですが、当日になって

「肋骨骨折になってドクターストップがかかった」ということで出場を辞退されました。

以前の練習で肋骨を痛めて企画直前になって悪化し、出場辞退ということらしいです。

ではまずこの番組を見て私なりの良かったところ、良くなかったところを書いていきたいと思います。

この企画の良かったところ

①企画自体は面白い

私は格闘技、あと少年漫画が好きだっていうのはあるんですが、企画自体は面白かったと思います。

リングや畳の上じゃなくて、外で闘うというのは面白かったです。

最初、朝倉未来さんが1人目の久保田覚さんに歩いて向かっていったシーンは見ている時は、私も緊張しましたね。

②参加者の4人は本気だった

「企画自体茶番じゃないか」

そう言う声もあったかと思うんですが、見た感じ挑戦者の3人と朝倉未來選手は本気だったと思います。

特に後藤祐樹さんは相当頑張ったと思います。

3人の中で最も長く闘い(45秒)終わった後の顔も腫れ上がっており、相当気合いを入れて闘ったと思います。

この企画の良くなかったところ

①始まるまでが長すぎる

続いて良くなかったところです。

始まるまでが長い!

まずこれです。

この企画午後7時半開場、午後8時から生配信開始なんですけど、

生配信が始まってから最初の闘いまで1時間30分以上かかっていました。

その間は以前Youtubeで流していた挑戦者のインタビューとか実況、解説(総合格闘家の大沢ケンジさん)、MC、ゲストの4人が話したりとか時間をかなり使ってました。

もういいだろ、早くやってくれよと思っていました。

まあ、闘い自体が早く終わりそうだし、元々挑戦者4人の予定が3人になった訳だし、色々あるんでしょうけどちょっと長すぎましたね。

②当日になって田中聖さんドタキャン

個人的にこれが1番ダメだと思います。

4人の中で知名度はこの人が1番高かったと思います、田中さん目お金を払った人も少なからずいるんじゃないかな。

しかもこの田中さんの参戦が発表されたので当日の2日前の18日なんですよ、
話聞くと肋骨骨折してそれが練習中に悪化したそうなので普通に考えてこの時点でもう怪我してるんですよ。

それを隠していたのか、それともAbema側に報告したけど発表の場に出てくれと言われたのかは分からないですけど正直この時点で田中選手は出場しないことにした方がよかったと思います。

田中さん目当てにPPV買った人は完全に損です。私が調べた限り返金などの対応も無かったはずなので。

格闘技の試合とは違い減量も必要ない訳で、4人目探せば見つかったと思いますよ。

この後に書いているオーディションに参加した人とかね。

③独特のルールがほぼ無意味だった

先ほども書いたんですが

  • 服を着たまま闘う、服を武器にした闘いもOK
  • 髪の毛を掴んでの攻撃もOK

とのことだったんですが、朝倉未来選手当日、髪の毛編み込んできたんですよ。

掴みづらい髪型にしてきた訳です。もうこの時点で朝倉選手の髪の毛を掴んで闘うのはかなり難しくなり
結果的に挑戦者側、朝倉選手共に髪の毛を掴む場面は無かったです。

それと服を着たまま闘うってところですけど、相手の服を掴んでどうこうっていうのも見た限り無かったですね。

ほぼ打撃で決着着いてました。後藤さんは朝倉選手に投げられてましたけどあれも首を持って投げてましたからね。

④そもそも選ばれたメンバーが強そうではない

今回の企画って始まる前に大規模なオーディションをやっているんですよ。
(その様子は無料でYoutubeで見ることが出来ます)

応募総数656人らしいのですが、どう考えても今回選ばれた4人より強そうな人沢山いるんですよね。

元ラグビー選手で147㎏ある巨漢とか、ポーランドの路上の伝説を名乗る外国人の人とか、
元力士とか、元プロボクサーとか。

そういう強くて面白そうな人達が選ばれず、あの4人が選ばれた訳です。

オーディションした意味って何?

どういう基準であの4人選ばれたの?

久保田さんは喧嘩の経験は豊富みたいですけど、フィジカル的には朝倉選手より少し線が細く見えました。

後藤さんと田中さんに関しては元芸能人な訳でフィジカル、喧嘩の経験、格闘技の経験、全てにおいて朝倉選手の下でしょう。勝てる可能性が最初からかなり低いです。

元芸能人がいた方が注目は集められるでしょうけど、4枠の内1つでいいと思います。しかも1人ドタキャンしてるし。

モハン・ドラゴン選手は唯一フィジカル面で朝倉選手といい勝負が出来そうですが44歳という年齢を考えればかなりキツい闘いだったと思います。

総評

私が見たところ、少なくても茶番ではなく、真剣勝負でした。

あれを茶番といったら朝倉選手と挑戦者の3人に失礼です、それは素直にそう思います。

ただ、3600円出す価値はあったか、と聞かれると正直それはなかったです。

半分か、いっても2000円くらい。

解説の総合格闘家の大沢ケンジさんが「今回の企画は大成功!」って言ってたんですけど
当日にドタキャンが出て大成功は違うんじゃないかと思いました。

もし田中さんが出場し、後藤さんくらいの頑張りを見せていたら私も大成功といえたかもしれません。

今回成功と言える要素は、誰も死なず障害が残るほどの大怪我もなかった、そこですね。
後藤さんはかなり痛々しい顔になっていましたが、なんとか大丈夫そうでよかったです。

成功か失敗かでいったらギリギリ成功くらいでしょうね。

ただ、田中さん目当てにPPVを購入した人、そしてオーディションに集まった沢山の強者の皆さん、
この人達は一方的に損をしてしまったんじゃないかなというのが私の気持ちです。
私は田中さんが出ないのを知った上で買ったからいいんですけど。

正直Abemaさんにはその部分は反省して欲しいと思います。