私は大学生の頃、実家近くの某レンタルビデオ店でずっとアルバイトをしていました。
大学生活4年間のうち、3年半くらい働いていた様な気がします。
そんな時、近所に新しくインターネットカフェがオープンしました。
その時のことを今日は書きたいと思います。
ネカフェの思い出
大学生だった当時、私は大学の講義とアルバイトに精を出し、そこそこ忙しく楽しく生活していました。
当時は県内のコナミスポーツクラブに入会しており、筋トレにも励んでいまして、月謝もバイト代から出していました。
バイトでは月に6、7万円くらい稼いでおり、それなりに金銭的に余裕がありましたね。もしかしたら今よりも余裕があったかもしれませんw
平日は4時間、土日は6時間くらい入ってましたね。
そんな中、実家の近くにインターネットカフェが出来たんですよ。
初めて入ったときは衝撃でしたね。
本棚が沢山あり、ズラーー-っと漫画が並んでいました。
ドリンクバーも置いてありました。
当時、ファミレスではもうドリンクバーが置いてあったと思うのですがそれ以外の場所でドリンクバーを見つけたのはなんだか不思議な感じでしたね。
当時はまだそこまでインターネット社会ではなかったので、高速でインターネットが出来るのはとても価値のあることでした。
オンラインゲームもネカフェでやっている人も多かったと思います。
ネカフェからログインするとアイテムが貰えるとか何かしらメリットがあったような気がしますね。
当時の私はネカフェで快適に過ごしていて、
「漫画も読めるし、ネットも出来るし、ジュースは飲み放題だし、ご飯も食べられる。寝ようと思えば毛布も貸して貰える。あとはシャワーがあればもうここに住めるじゃん!」と思っていました。
(当時、私が通っていたネカフェにはシャワーが設置されていなかった)
そうしたら何年か経ってシャワールームが設置されたインターネットカフェが出来まして、テンション上がりましたね。
「1日中ここにいたいなー」なんて考えていました。
そうしたらその更に何年後かに
「ネットカフェ難民」という言葉が流行りました。
テレビでネカフェで暮らす方々の過酷な状況を見て
「ネカフェって楽しいところだけど住むのは大変そうだ…」と思ったのでした。
沢山の漫画と出会う
私はネカフェが出来る前から、ブックオフでそこそこ立ち読みなどしていました。
しかし立ち読みの場合疲れるので、自分の好きな漫画しか読まないんですね。
当時はHUNTER×HUNTERだったかな。
しかし、ネカフェでは椅子に座りながらゆっくり読めるので、様々な漫画を選んで読むことが出来ます。
大学生の頃に出会ったのは藤田和日郎先生の「からくりサーカス」
そして甲斐谷忍先生の「ONE OUTS」ですね。
からくりサーカスは社会人になったばかりくらいの頃に完結したと思うのですが、最終巻をネカフェで読んで号泣した記憶があります。
大学生時代、一度講義をサボって大学に通うべき時間にネカフェで遊んだこともあります。その講義はもう既に出席日数が足りていたので単位は問題なく貰えたのですが、今となっては大学の教授、そして学費を出してくれた親に申し訳ないことをしたと反省しています。
社会人になってから
大学卒業して、信用金庫で働くようになってからもネカフェにはこまめに通っていました。
信金の取引先の方と飲み会をした後、ネカフェで寝てから帰ったこともありましたね。
(あの時、飲酒運転は絶対していないはずですが、正直どうやってネカフェまで行って翌朝家に帰ったのか若干記憶が曖昧です。)
あまり職場の人と飲み会に行かなかった私は週末の金曜、仕事が終わった後、ネカフェに寄ったりするのは楽しみでした。
正直、落ち着くんですよね。漫画沢山有るし、静かだし。
そして現在、定職に就いていない私ですがネカフェには今でも時々行っています。
気になる漫画を一気に読んだり、雑誌のバックナンバーなども読んだりしています。
ただ、ここ最近ネカフェに行っていて少し不満に思うことは、たまに回線がかなり遅いところがあるんですよ。
インターネットカフェと名乗るのであればYouTubeが普通に見られるくらいの状態は維持してほしいなーと思います。
昔に比べて家の回線も速くなったから相対的に遅く感じるのもあるかも知れませんがね。
これからも適度にネカフェとは付き合っていきたいです。