就職活動

にっちもさっちも行かないので働くことにした その3

前回の続きです。

これからお世話になる派遣会社に中学時代の野球部の後輩がいることが明らかになりました。

派遣会社の事務所へ

マックで営業担当のOさんと話し、家に帰った後、連絡があり「○日に我々の営業所の方でお話出来ますか?」と連絡があり、待ち合わせの上、Oさんの運転する車で営業所へと向かった私。

向かっている間も、Oさんと会話をしながら課長補佐をしている後輩のことを何とかして思い出そうとしていましたがやはり思い出せず。

(やっぱり向こうでは話すよな、どんな感じで話しかけようかな…)そういうことを考えていました。

せめてもの救いは私は後輩をいびったりする先輩ではなかったので(そもそも野球部全体が結構仲良かった)
恨まれてることはないだろうという一応の安心感はありました。

そして会社についてまずOさんに今、すぐに応募できる候補の会社を2件、紹介してもらいました。

1件目は鉄鋼業関係の会社、2件目はなんと前回支社の方しか空いていなかった薬品関係の会社の本社勤務の方でした。

あの後、本社勤務の方の椅子が空いたそうで連絡が来たそうです。

支社より本社の方が勤務地としては近いのでこれはラッキーでした。

そしてOさんが軽く説明してくれているうちに、ついに私の後輩(ここでは課長補佐)とお話する時間がやってきました。

恐らく20年ぶりくらいの再会だが…

「どうも!ライオネルさんお久しぶりです。」

「ちょっと覚えていないと思うんですけど、中学時代の野球部の後輩だったYです!」

爽やかな顔をした、体格のいい男性が訪れました。

私も、「いやいや、どうもどうも」と先輩としてなのか、それとも仕事を紹介してもらう立場としてなのか
曖昧で微妙な反応で挨拶しました。

ただ最初に覚えていないと思うんですけど、と向こうが言ってくれたおかげで会話に入りやすかったですね。

僕のこと覚えてますか?と聞かれるのが恐怖だったので。

その辺りは正に仕事が出来る男の気配りを感じましたよ。

そこから中学時代の野球部の話を少ししました。私の世代から彼らの世代は結構地元でも強い方だったんですよね野球部。

野球の強い高校に行き、甲子園に出場したメンバーもいて、彼もその1人です。
といっても私はそれも忘れていて、会話する中でおぼろげに思い出しただけなんですが。

彼の簡単なプロフィールが書かれた紙を名刺感覚でもらったのですが、彼は高校を卒業した後
なんと自衛隊に就職したそうです。

しかし自衛隊は2年ほどで辞め、飲食店勤務などを経験し、数年前からこの派遣会社で働いているとのことでした。

私の後輩ながら立派だなぁーと思いました。

しかも今、少年野球のコーチもしているらしいです。

基本的にそういった活動ってほぼボランティアで日当とかは出ないんですよね、野球と子供が好きじゃないとなかなか出来ないことじゃないでしょうか?立派です。

どこで働くか?

そして仕事先をどこにするか、という話になったんですが鉄鋼業関係の方は止めて、この間も話に上がった薬品関係のお仕事の方にすることにしました。

理由としては、まず

①時給が高い

こちらの仕事の方が時給が少しだけ高かったです。単純明快ですね。

②大きい機械を取り扱わなくていい

鉄鋼業の方の会社の写真を見せてもらったんですが、かなり大きな機械を使って金属を切断したりしていそうでした。

以前にもブログに書きましたが、私は工業高校出身ですのでそういった大きめの機械が動いているのを見たことがあるんですが、かなり大きな音がします。

正直言わせてもらうと大きい機械はちょっと恐いのです。

高校時代、あんまりいい思い出がないというのも関係しているかもしれません。

③家から近い

勤務日毎日の話ですから家から近い、通勤時間が短いことは重要です。

私の地元ではこれからの季節、雪が降ることもよくあります。その場合通勤時間が2倍ぐらいになることも
十分あり得ます。なるべく近い方が助かります。

これらの理由から薬品関係のお仕事になりました。

ただ気になる点が全く無いわけでもなくて、時期によっては勤務時間が不規則になったりするらしいです。

変化が激しいときは1週間毎日変わるということもあるらしいので、生活リズムが狂ってしまうことはあり得るかもしれません。

しかし総合的に考えてかなりいいと思いまして、そんなに迷いませんでしたね。

その日のうちに職場見学の予約の連絡を入れてもらいました。

最後にまた後輩のYさんと、中学野球部の顧問の先生の話をしました。

当時の顧問の先生は、かなり厳しい指導でしたがみんなから好かれるような人望のある先生だったのでコロナが治まったらまた会いたいねーという話をして帰りました。

帰り際に飲み物とお菓子もらいましたw

再会を振り返って

正直ちょっと話していて気まずくなるかなぁーと思っていたんですが、全然そんなこともなく爽やかに再会をすることが出来てよかったです!

多分彼のコミュニケーション能力が高いからでしょうねw

次回は職場見学の日の話を書きます→続く